TOEICで20問残しでも700点や800点は取れるのか?

TOEICで20問残しでも700点や800点は取れるのか?

TOEICテストを受けみたけど、リーディングパートで20問くらい残ってしまった…
時間が全然足りないけど、それでも700点や800点って取れるのかな?

この記事は、こんな悩みを解決するために書いています。

TOEICのリーディングパートって問題数が多すぎて、全然時間足りませんよね。

時間が迫る中で焦りながら解いて、20問残ってしまう。

こんな状態で700点や800点なんて取れるんだろうか?そんな風に思うのも当然です。

しかし結論から言うと、20問残しでも、正確に解答できていれば800点までなら取れます。

実際、私自身が770点取得したときも15問残した状態で取得しています。

なので、正答率が高ければ20問残しでも800点なら現実的です。

この記事では、なぜ20問残しても800点までなら取れるのか?という理由を解説しています。

最後まで読めば、20問残しても800点まで取れる理由が分かるのはもちろん、700点、800点を目指していくためにやるべき事まで分かるはず!

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TOEICで20問残ってしまっても700点や800点が取れる理由

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TOEICで20問残してしまっても、800点までは現実的に取れます。

なぜなら、20問を適当にマークしたとしても、他の問題の正答率が高ければスコアが取れるから。

そして、その800点を取るために必要な正答率も約87.5%と現実的な値です。

ちなみに700点に必要な正答率は、約75%です。

800点に必要な正答率の考え方

そもそも、リスニングスコアの方がリーディングスコアよりも50点ほど高い傾向にあるので、

平均的なケースで800点を取るためにはリスニング425点、リーディング375点が必要です。

そして、リーディングで375点を取るには、75問の正解が必要(1問5点で換算)。

つまり、20問残しても80問中75問を正解すれば、800点を取得できるのです。

さらに、TOEICは選択肢が4択のマークテストなので、残ってしまった20問についても確率的には5問正解できます。

これを考慮すると、実際に解く80問の中で70問を正解できれば、800点が取れる計算です。

80問中70問の正解なので、必要な正答率は87.5%。

リスニングが得意な人であれば、この正答率はさらに下がっていきます。

700点or800点が目標なら20問残っても問題なし、正答率を上げるべき

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ここまで説明したように、TOEICテスト本番で20問残ってしまったとしても、正答率を上げれば800点までは取得できます。

スコアを上げるには、早く解けるようになるよりも正答率を上げる方が重要です。

ちなみに、正答率を上げていけば、自然と早く解けるようになるので、そういった意味でも正確に解く努力をするのをおすすめします。

既に800点以上で20問残るなら対策した方が良い

基本的には正答率を上げる努力をするのがスコアアップへの近道です。

とはいえ、現状800点以上を取得しているにもかかわらず20問以上残ってしまうという場合は、読解スピードを上げる対策したほうが良いでしょう。

なぜかというと、正答率を90%以上に上げようとすると、大変な努力が必要だから。

800点台ではすべての問題が解けるレベルではないので、未知語が必ずあります。

また、凡ミスなども発生するので、正答率を90%から100%へ上げるのは非常に労力がかかります。

このため、現状800点以上で20問以上残ってしまう人は、読解スピード自体を上げるのがスコアアップへの近道です。

ちなみに、読解スピードを上げるなら英語多読がおすすめです。

以下の記事で英語多読用の本シリーズを紹介しているので、気になる方はどうぞ!

関連記事 >>Graded Readersのおすすめシリーズ5選

TOEICで正答率を上げる方法

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ここからは、実際にTOEICテストで正答率を上げる方法を解説します。

効率的に正答率を上げる方法は、現在のスコアによって違います。

具体的に言うと、

600点未満の人は、基礎文法と単語学習から始める。

600点以上の人は、実践問題を中心に学習を進める。

これらがおすすめです。

ここでは、現在のスコアが「600点未満の人」と「600点以上の人」について、やるべき事をまとめました。

自分のTOEICスコアが分からない人は、Santaアルク というアプリを使ってみてください。

AIによるTOEICスコア診断ができるので、5分足らずで自分の実力がある程度わかりますよ。

600点未満の人がやるべき事

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現在のスコアが600点未満の人がやるべき事は、以下の2つです。

・中学レベルから英文法を一通りやる

・600点レベルの単語まで覚える

中学レベルから英文法を一通りやる

中学レベルから高校レベルまでの英文法を一通りやりましょう。

基礎的な英文法が分からなければ推測も難しいので、どうしても正答率が悪くなってしまいます。

とはいえ、1つ1つの文法を確実に覚えるまで繰り返しやる必要はありません。

英文法をサラッと一通りやるだけで大丈夫。

一通りやるだけなら、1か月もかからず出来てしまうはずなので、

英文法を一通りやった後に、実践問題をひたすら解いて、文法を定着させていきましょう。

600点レベルの単語まで覚える

また、単語を覚えることも重要です。

文法が分かったとしても、単語が分からないと英語を読めません。

TOEICテスト本番で、知らない単語のある英語を無理に読もうとして、時間だけが過ぎていく。。。

これは私自身が通った道でもあります。

文法学習だけをして伸び悩んでいたTOEICのスコアが、単語学習を始めて3ヵ月で300点伸びました。

つまり、それだけ単語学習は大事ってことです。

まずは600点レベルの単語に絞って覚えていくことで、正答率を上げてスコアアップできるはずです。

600点以上の人がやるべき事

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600点以上の実力がある人は、実践問題を中心に学習するのがおすすめです。

なぜなら、600点以上の人は基礎ができているから。

あとは実践問題を解きながら、分からない問題を潰していくだけでスコアが上がっていきます。

例えばスポーツでも、実際の試合で失敗を経験して、その失敗した部分を重点的に練習することで、どんどん上手になっていきます。

逆に、自主練習ばかりで練習試合を経験してなければ、本番の試合で勝つのはなかなか難しいでしょう。

基礎が身についていなければ、実践問題を解いていくこと自体が難しいですが、

600点以上の人であれば、実践問題を繰り返し解く実力があるので、実践問題を中心に学習するのがおすすめです。

スタディサプリEnglishなら基礎から実践問題まで全部できる

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英語の基礎文法や単語学習をするには、専用の参考書が必要ですよね。

そして、実践問題を解こうと思ったらTOEICの問題集が必要

でも、そういった参考書はたくさんあって選ぶのが大変です。

とりあえず色々な参考書を買ってみたけど、読まずに放置してしまっている

こんな人も多いんじゃないでしょうか?

そんな人におすすめしたいのが、スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースです。

スタディサプリなら文法から単語学習、実践問題まで全てできますし、アプリ1つで手軽に始められるので続けやすくなってます。

また、英文法は有名講師の動画で学べるので飽きませんし、単語学習も700点や800点を目指すために必要な単語リストが揃っています。

私自身、色々なTOEIC対策アプリを使ってみましたが、スタディサプリが使いやすかったです。

気になる人は検討してみてくださいね。

関連記事 >>【損するかも】スタディサプリTOEICの料金【お得なプランを選ぼう】

関連記事 >>【口コミ・評判】スタディサプリTOEICってぶっちゃけどう?

よくある質問

TOEICで20問残すと何点満点になりますか?

TOEICで20問残すと何点満点になりますか?

20問残した状態での満点はおおよそ900点※1です。

しかし、TOEICのリーディングパートは4択問題です。

このため、残した20問を適当にマークすれば、確率的には20問中5問正解できます。

つまり、残した20問を適当にマークすることを考えると、925点満点ということになります。

※1:TOEICのスコアは偏差値のような処理がされているので、正確に1問何点とは言えませんが、おおよそ1問5点と考えることができるので、20問落とすと900点前後になります。

何点くらいから最後まで解けるようになりますか?

何点くらいから最後まで解けるようになりますか?

一般的には900点くらいから最後まで解けるようになると言われています。

実際に、私の知人が880点を取得したときにギリギリ最後まで解けたようなので、900点前後が1つの目安と考えると良いでしょう。

残った問題は適当にマーク(塗り絵)するべきですか?

残った問題は適当にマーク(塗り絵)するべきですか?

残ってしまった問題は、全て適当にマーク(塗り絵)した方が良いでしょう。

マークしない場合、正常に実力を測定できない可能性があります。

なぜなら、TOEICのスコアは相対評価だからです。

つまり、他の人の正答率と自身の正答率を比べて、スコアを算出ということです。

他の人が適当にマークしている中で、自分だけ空欄で提出すると、過小評価されたスコアが算出されてしまいます。

このため、残った問題は適当でも良いのでマークするようにしましょう。

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まとめ

今回は、「TOEICで20問残しても700点や800点は取れるのか?」について解説しました。

この記事を通して解説したように、20問残しの読解スピードでも700点、800点は目指せます。

しかし、そのためには正答率を上げる工夫が必要です。

効率的に正答率を上げるには、実践問題をひたすらやって、分からなかった問題を潰していくのが近道です。

ただし、600点未満の場合は、基礎的な文法や単語を先にやっておくと、より効率的に正答率を上げてスコアップできます。

スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースなら、アプリ1つで文法から単語学習、実践問題まで完結するので効率的に学習ができます。

特に、実践問題は4000問を解き放題(アダプティブ講座)なので、実践問題をひたすらやるならスタディサプリ一択だと思っています。

1週間の無料体験もあるので、「試してみようかな」くらいの気持ちでやってみるのもありですね。

また、以下の記事でスタディサプリの体験談を書いているので、気になる方は見てみてください。