【英語多読】同じ本を何回も読んで効果ある?【結論:効果あります】
- 2023.11.26
- 2023.12.04
- 英語多読
多読をやっていると、同じ本をまた読みたくなる時ってありますよね。
ただ、同じ本を2回以上読んでも効果があるんでしょうか?気になる人も多いと思います。
せっかく多読をするなら効率的に英語力を伸ばしたいですよね。
結論から言うと、同じ本を繰り返し読んでも効果はあります。
しかし、やり過ぎると逆効果になることも。
そこで今回は、同じ本を繰り返し読むことのメリット・デメリットや、おすすめの読み方について解説していきます。
私自身、英語多読によってTOEIC350点から770点まで上げた経験があるので、役に立つアドバイスができるはず。
最後まで読めば、メリデメが分かるので、効果的に多読を進められるようになりますよ!
- 同じ本を繰り返し読むことのメリット・デメリット
- おすすめの読み方
英語多読で同じ本を繰り返し読むメリット・デメリット
同じ本を読んで得られる3つのメリット
- 1回目で読み飛ばしたところが分かるようになる
- 単語や表現の復習になる
- 英語力の伸びを実感できる
メリット①:1回目で読み飛ばしたところが分かるようになる
1つ目のメリットは「1回目で読み飛ばしたところが分かるようになる」です。
多読をやっていると分からない表現が出てくることも多く、時には読み飛ばすことも大事になってきます。
読み飛ばすことによって勉強感なく本を楽しめますが、読み飛ばした箇所は分からないままになってしまうことが多いです。
そこで、2回目の読書のメリットが出てきます。
2回目の読書では、あらすじを理解した状態で読み直せるため、意味の推測がしやすくなります。
この結果、1回目に読み飛ばした部分(分からなかった部分)を理解できるようになるのです。
メリット②:単語や表現の復習になる
2つ目のメリットは「単語や表現の復習になる」です。
当たり前ですが、同じ本を2回読めば、1回目と同じ単語や表現が出てきます。
もちろん、違う本を読んだとしても、同じ単語が出てこれば復習できますが、確率は低いですよね。
このため、違う本を読むより、同じ本を2回読んだ方が復習効果は高いのです。
メリット③:英語力の伸びを実感できる
2つ目のメリットは「英語力の伸びを実感できる」です。
メリット①では、繰り返し読むことで、1回目で読み飛ばしたところが分かるようになる、という話をしました。
これはつまり、成長実感が得られるということでもあります。
そして、成長実感は学習のモチベーションに繋がるのです。
英語力は徐々についていくものなので、自分が読めるようになったことに意外と気づかないもの。
定期的に前に読んだ本を読み返してみると、英語力の伸びを実感できるので、多読を長くを続けられるでしょう(そして英語力も益々ついてくる!)。
繰り返し読みのデメリット
一方で、デメリットもあります。
同じ本を繰り返し読むことの最大のデメリットは、「新しい単語や表現に出会えない」ということ。
繰り返し読んでも本の内容は変わらず、徐々に得られる知識が減っていくので、学習効率が下がってしまいます。
同じ本を繰り返し読みすぎるのも、逆に効率が悪くなるのです。
おすすめの本の読み方
同じ本を繰り返し読むメリット・デメリットを解説してきましたが、
結局、どういう読み方なら効率よく学習できるの?
こんな疑問が湧いてくる人もいるんじゃないでしょうか?
そこで、おすすめの本の読み方を3つのポイントに分けて解説します。
- 短期間で同じ本を読む場合は2, 3回に留めておく
- 自分のレベルにあった本を読む
- 興味の持てる本を読む
短期間で同じ本を読む場合は2, 3回に留めておく
常識の範囲内の繰り返し読み(2、3回など)であればメリットの方が大きいです。
しかし、同じ本を1か月で10回も繰り返していたらどうでしょう?
10回も読むとほとんどの文章が分かるようになってくるので、読書による学びがほとんど無くなってしまいます。
このように、短期間で同じ本を読む場合は2, 3回の繰り返しに留めておくと効率的に学習できるので、おすすめです。
自分のレベルにあった本を読む
本の選び方としては、自分のレベルにあった本を読むのがおすすめ。
なぜなら、無理に難しすぎる本を読むと、諦めることに繋がるからです。
英語多読は続けさえすれば、絶対に効果が出る学習方法なのに、諦めてしまったらもったいない!
英語多読を継続できるように、自分にあったレベルを選びましょう。
目安として、1ページに知らない表現が1、2個くらいの本を読むと良いですよ。
でも自分のレベルにあった本ってどうやって見つけるの?
こんな疑問を持つ人もいるでしょう。
そんな人には、レベル分けされた多読本シリーズ(Graded Readers)がおすすめ。
明確にレベルが分かれているので、自分の実力にあった本が簡単に見つかりますよ。
興味を持てる本を読む
多読用の本は興味を持てる本を選ぶのも大事です。
興味を持てる本を読むと、効率的に英語を学習できます。
なぜかというと、興味を持てる本であれば積極的に英語を理解したくなるから。
英語の教科書にある退屈な英文を読むよりも、面白いストーリーの本を読みたいですよね?
であれば、その読みたいという欲望を利用しない手はないでしょう。
ぜひ、日本語でも読んでみたいなと思えるような本を英語で読んでみてください!
よくある質問
同じ本を何回も読むのか、違う本を読むのどちらが良いですか?
同じ本を何回も読むのか、違う本を読むのどちらが良いですか?
基本的には、違う本を読んでいくのがおすすめです。
なぜなら、そちらの方が楽しく読書をできるから。
「繰り返し読まなきゃ」という義務感では楽しめないので、英語多読を辞めてしまうことに繋がりかねません(辞めてしまったら英語力は伸びない!)。
しかし、「何回も読みたい!」と思った本であれば、同じ本を2回, 3回と読むのも全然ありです。
「同じ本を読んで得られる3つのメリット」の見出しで紹介したように、メリットも多いので、繰り返し読みたくなったら読むくらいの感覚が丁度良いでしょう。
同じ本を何回も読んだ場合でも、語数のカウントをしても良いですか?
同じ本を何回も読んだ場合でも、語数のカウントをしても良いですか?
もちろん、カウントして大丈夫です。
2回以上読んだとしても学習効果はありますし、語数の数字が増えていくのはモチベーションにも繋がります。
同じ本でも、違う本でもたくさん読んで語数のカウントを増やしていきましょう!
効率的かつお得に英語多読をしよう!
今回は、英語多読で同じ本を繰り返し読むことのメリット・デメリット、おすすめの読み方について解説しました。
基本的には、同じ本を繰り返し読むのはメリットの方が大きいので、積極的に実践してみてくださいね!
ちなみに、英語多読をしようとすると本を買う必要があります。
でも、洋書って意外と高くないですか?
1冊1000円くらいは普通にするので、ちょっと抵抗感ありますよね。。。
そこでおすすめしたいのが、読み放題サービスのKindle Unlimited。
Kindle Unlimitedなら月額980円で読み放題なので、財布の負担も少なく英語多読できます。
そして、意外と洋書もたくさんあるので、英語多読のツールとして結構使えます。
30日間の無料体験もあるので、お得に英語多読をやってみたい人なら試してみる価値ありです!
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