Oxford Bookworms Library-レベル6のおすすめ本【2023年版】

Oxford Bookworms Library-レベル6のおすすめ本【2023年版】

Oxford Bookworms Libraryで多読してみたいな
レベル6くらいを読めば良いのかな? どのくらいの難易度なんだろう?
レベル6の本にはどんな本があるんだろう?

この記事は、こんな風に思っている人に答えます。

結論として、レベル6の難易度は大学中級レベルです。

ただ、スラスラと読める本を読む方が効果的に学習できるので、

レベル6はTOEIC 800点以上の人に最適ということになります。

また、Oxford Bookworms Libraryのレベル6には15冊の本があります。

レベル6には豊富なジャンルがあるので、自分の好みに合う本があるはずです。

多読をすることによって、読解力やリーディングスピードが上がり、洋書や英語のニュースなんかがスラスラと読めるようになります。

自分に合った本を見つけて、多読の世界へ飛び込みましょう!

この記事でわかること
  • Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル6の難易度
  • レベル6にはどのような本があるのか
  • レベル6の読者の声
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目次

レベル6の難易度は大学中級レベル

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ステージ
(レベル)
基本語彙数対象レベル
(英検)
対象レベル
(TOEIC)
Starter2503級以下300点以下
14003級~準2級300~400点
2700準2級~2級400~500点
310002級500~600点
414002級~準1級600~700点
51800準1級700~800点
62500準1級~1級800点以上
Oxford Bookworms Libraryのレベル表

Oxford Book Libraryでは、本の難易度をステージで表します。

ステージはStarterレベルからステージ6までの7段階で、レベル6は一番上のレベルです。

また、レベル6に使用される基本語彙数は2500語。

文法としては、不定詞や動名詞を含む受動態(to be done、being done)や複雑な助動詞表現などが使われるようになっています。

このため、レベル6の難易度は大学中級レベルということになります。

対象レベルとしては英検準1級~1級、TOEIC換算で800点以上の人です。

この対象レベルの通りに読むとスラスラと読める本を選ぶことができるので、英検やTOEICを受けたことがある人は参考にしてみてください。

他のレベルのおすすめ本

他のレベルの本が気になる場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

Oxford Bookworms Libraryにおける全レベルの本をまとめています。

>>Oxford Bookworms Libraryのおすすめ本まとめ

自分のレベルの確認方法

英検やTOEICを受けたことがなく、自分のレベルがわからないという方は一番下のStarterレベルから始めるのをおすすめします。

もしくは、Santa というアプリを使えば、無料で自分の実力を知ることができます。

AI技術が使われているため、たったの5分足らずでTOEIC点数換算で実力を測定してくれます。

私もやってみましたが、公式のテストにかなり近い点数が出ました。

Santaでのスコア診断は完全無料なので、実力を知りたい方は試してみるのもありです。

Oxford Bookworms Library レベル6の本一覧

引用:Oxford University Press

上の画像は「Oliver Twist(オリヴァー・ツイスト)」のサンプルページです。

レベル6の本は全部で15冊あります。

下のレベルと比べると本の数は少なくなりますが、それでも色々な種類の本があります。

例えば、「オリヴァー・ツイスト」は貧乏な孤児が不良の仲間たちと温かく優しくしてくれる人たちとの間で揺れ動く物語です。

「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」という作品は田舎町の女性が近所に引っ越してきた資産家との恋愛小説で、プライドの高さや偏見が交錯して、なかなかうまく結ばれないという状況を描いています。

このようにレベル6には色々な種類の本があります。

ジャンル別にまとめてあるので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね!

本の選び方については、こちらにまとめています。

下のブロックを展開すると、本の一覧が出てきます!

True Stories(真実の物語)

True Stories(真実の物語)

Cry Freedom(クライ・フリーダム、邦題:遠い夜明け)

スティーブ・ビコは乱暴な男だと人は言う。ではなぜその男が平和についての話をしたのだろうか。彼は革命を望んでいるのだと人は言う。ではなぜその男が友情について話をしたのだろうか。彼は飢え死にしたと人は言う。ではなぜその男の死体は傷だらけだったのだろうか。これは南アフリカ政府と戦った男の物語である。嘘ではなく真実を選ぶ人間ならだれでも経験しうる物語である。「自由」を声高に求め死を厭わない人間なら誰でも経験しうる物語である。

Oxford University Press

Classics(クラシック文学)

Classics(クラシック文学)ジャンルの本
レベル6のClassics(クラシック文学)ジャンル
  • Barchester Towers(バーチェスターの塔)
  • Dubliners(ダブリン市民)
  • Jane Eyre(ジェーン・エア)
  • Oliver Twist(オリヴァー・ツイスト)
  • Pride and Prejudice(高慢と偏見)
  • Tess of the d’Urbervilles(ダーバヴィル家のテス)
  • Vanity Fair(バニティ・フェア)

Barchester Towers(バーチェスターの塔)

バーチェスター新主教の妻で、争い事が好きなプロウディー夫人は夫と地元の僧侶たちを牛耳ろうと企み、スロープ牧師を主教邸に招く。しかしスロープは危険な男だった。金持ちの妻を娶ると決心し、有利にことを運ぶためにはプロウディー夫人と一戦を交えることも辞さなかった。プロウディー夫人とスロープの争いは、美しい金持ちの未亡人ボールド、グラントリー大執事、男好きのシニョーラ・ネローニ、穏やかなハーディング氏、困惑する牧師のクィバフルと彼の14 人の子供たちまで巻き込んでさらに大きくなっていく。

Oxford University Press

Dubliners(ダブリン市民)

20 世紀初頭のアイルランド、ダブリン。この貧しい街では、いたるところで人々が酒におぼれ、不正や暴力が横行していた。孤独や失望、自己嫌悪、絶望感に陥っている人も少なくなかった。これらの物語に登場する人々はみな、無力感にとらわれ、日々の生活の繰り返しの中に閉じこめられ、死を待つだけの人生を送っている。ここから抜け出す方法はあるのか。それとも、不安に駆られたまま一生を終えるのだろうか。

Oxford University Press

Jane Eyre(ジェーン・エア)

ジェーン・エアはひとりぼっちだった。おばの家族に嫌われ追いやられた学校では、お金も家族もない若い少女が世間に期待できることはほとんどないと思い知る。独りで何とか自活するが、ただ生きて行くだけでなく人間として尊重され、愛されることを望んだ。ロチェスター氏のもとで働くことになった彼女は、その両方を見つけたのではと期待した。だが、夜遅く鍵のかかったドアの向こうで響く奇妙な笑い声は、彼女の苦難はまだ始まったばかりだと警告するかのようだった。

Oxford University Press

Oliver Twist(オリヴァー・ツイスト)

1830 年代のロンドンは、親がなく家族も友達もなく、帰る家も、ポケットの中には一切れのパンを買うための1 ペンスもない、おなかをすかせた10 歳の少年がいるべき場所ではなかった。しかし、オリヴァー・ツイストにはフェイギン、ずるがしこいドジャー、チャーリー・ベイツという友達ができる。彼らはオリヴァーに食べ物とねぐらを与え、一緒に遊んでくれるが、数日もしないうちにオリヴァーは彼らがどういう類いの友達で、どんな「ゲーム」をしているのか知ってしまう。

Oxford University Press

Pride and Prejudice(高慢と偏見)

「初めて会ったとき、あなたの自尊心、優越感、他人の感情に対する身勝手な侮蔑の態度を見て取ったわ。あなたと結婚するなんて絶対にありえないわ」と、エリザベス・ベネットは言った。こうしてエリザベスはプライドの高いダーシーのプロポーズを断ってしまう。彼女の彼に対する先入観をぬぐい去ることは不可能なのだろうか。そして、他のベネット家の娘たちの行く末―夫を見つける過程での幸運とか災難とか―はどうなるのだろうか。ジェーン・オースティンの有名なこの小説は、格言に満ち、彼女の生きた時代の人々や慣習をユーモアのある見解で描いている。

Oxford University Press

Tess of the d’Urbervilles(ダーバヴィル家のテス)

その美しい少女は、家族を助けるため家を出て働かねばならなかった。賢く働き者だったが、教育を受けておらず世の中の非情さを知らないままだった。ある裕福な男性に愛していると言われ、慎重にふるまうが、強引な男に圧倒されてしまう。それは彼女のせいではなかったが、世間は彼女の過ちだと責めた。若い彼女の人生は、死と男の欲望で汚されてしまったのだ。

Oxford University Press

Vanity Fair(バニティ・フェア)

ベッキー・シャープとアメリア・セドリーは卒業後全く違う道を歩み出した。優しいが愚かなアメリアは裕福な家族の下で楽な生活をしながら平凡に結婚する道を選ぶが、ベッキーは仕事をし、社会の荒波にもまれながら生きていかざるをえなかった。ベッキーは優しくはないが愚かでもなく、切れる頭でチャンスを掴み、次第に資産を築いていくのだが、反対にアメリアの人生は傾きはじめる。物欲、野望、忠誠心、裏切り、愚行、知恵̶。サッカレイの有名な小説はナポレオン戦争時代のイギリス社会をおもしろおかしく、風刺を利かせた視点で描いている。

Oxford University Press

Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)

Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)ジャンルの本

American Crime Stories(アメリカン・クライム・ストーリー)

「カーティス・コルトはあの酒屋の女を殺していない。それが真実よ。彼が青い光にまたがる―つまり、電気椅子で死刑になるのは、間違っているわ。カーティスはこの事件に関っていないし、私はそれを証明できるわ」。 だが、カーティスの恋人はそれを証明できるのだろうか。殺人事件が起こったことは事実であり、彼が死刑にならなければ、誰がなるのか。ダシール・ハメット、パトリシア・ハイスミス、ナンシー・ピカード作の7編の短編小説は、読者を釘づけにするだろう。

Oxford University Press

Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)

Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)ジャンルの本

The Fly and Other Horror Stories(「ハエ」、他短編集)

ハエというものは非常に不愉快である。周りをぶんぶんと飛び回り、人々を苛立たせる。その反面手で簡単に追い払えもする。ハエは人間の爪半分ほどの大きさしかないのだから。しかし大きさが変わったとしたら?ハエを捕まえ、頭から足までよく観察してみよう。そしてそれが人間の大きさになったらどうなるのか想像してみよう。影に隠れた恐怖、そして生きている者と死んでいる者が手を組む場所に身を置く怪物や邪悪な存在の世界を様々な形で語り、恐怖をかきたてる。

Oxford University Press

Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)

Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)ジャンルの本
レベル6のThriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)ジャンル
  • The Enemy(ジ・エネミー)
  • Night Without End(ナイト・ウィズアウト・エンド)
  • The Woman in White(白衣の女)

The Enemy(ジ・エネミー)

静かな町マーロウの、ある穏やかな夏の日の夕方、若い女性が教会からの帰り道を歩いている。彼女は車のエンジンをじっと見つめる男のそばを通り過ぎる。彼は振り向き、微笑みかける。そして彼女の顔に酸性の液体を浴びせかけた。その後、女性の父親で科学者のジョージ・アシュトンが姿を消す。そして彼女の妹のペニーは将来夫となるマルコムが政府のエージェントだということに気づく。なぜアシュトンは消えたのか、そして、なぜマルコムは彼を捜すよう命じられたのか。そもそもジョージ・アシュトンとは何者か。そして真の敵とは…。

Oxford University Press

Night Without End(ナイト・ウィズアウト・エンド)

北極圏の境界から640 キロ北の北極の氷河では、恐ろしく冷たい風が人間を数分のうちに凍死させる。だが、墜落した旅客機の生存者たちは幸運だった。付近にあった観測所の3 人の科学者に救助されたのだ。しかし、何よりもまず、なぜ旅客機は墜落したのか。誰が無線機を破壊したのか。なぜ死んだパイロットは背中に銃弾を受けた跡があったのか。救援活動はすぐに悪夢となる。それは、終わることのない北極の夜を徹したレース、時間と寒さと飢えとのレース、そして銃を持った殺し屋とのレースだ。

Oxford University Press

The Woman in White(白衣の女)

白い服のその女性が最初に現れたのは、ある晩のロンドンの近くの誰もいない原野で、次に目撃されたのはカンバーランド州の墓地の近くだ。彼女は誰だ?どこからやって来たのか?彼女の過去は?彼女は孤独で友人もなく、何かに怯えて混乱しているようだ。そして彼女は何か秘密を知っているようだ―ある男を辱め破滅に陥れるような秘密。彼女を黙らせるためにはどんなことでもするだろう。この有名なミステリー・スリラー小説には興奮と緊迫とロマンス、そしてページごとに絡み合って展開するプロットがある。

Oxford University Press

Human Interest(人情ストーリー)

Human Interest(人情ストーリー)ジャンルの本
レベル6のHuman Interest(人情ストーリー)ジャンル
  • The Joy Luck Club(ジョイ・ラック・クラブ)
  • TA Passage to India(インドへの道)

The Joy Luck Club(ジョイ・ラック・クラブ)

母親が娘に教えたいと思うことはたくさんある。希望をなくさずに大人になるにはどうしたらいいのか。希望だけが唯一の喜びであるときに希望を持ち続けるにはどうしたらいいのか。ずっと笑っているにはどうしたらいいのか。これは4人の母親とその娘たち―彼女らは中国系アメリカ人で、母親たちは中国で生まれ、娘たちはアメリカで生まれた―の物語である。彼女たちの視線を通し、文化大革命前の中国と、サンフランシスコのダウンタウンでの生活を描く。そこで女性たちは、世界を二分する過去と未来に自らのアイデンティティを見いだそうと葛藤する。

Oxford University Press

A Passage to India(インドへの道)

インドを訪れた英国娘アデラとインド人医師アズィズに起こったマラバール洞窟での不可解な出来事をきっかけに、在印英国人とインド人との間の憎悪、不信感、恐怖が大きく表面化する。英国植民地下のインドにおける脅威と対立を、「政治では解決できない何か、民族の故郷に対するあくなき探求、インドの地と空に染み付いた苦悩の歴史、そしてマラバール洞窟に潜む恐怖」を通して描いたフォースターの代表作。

Oxford University Press

Oxford Bookworms Library-レベル6を読んだ人の声

ネガティブな意見

ポジティブな意見

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Oxford Bookworms Libraryで英語多読をはじめよう!

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今回はOxford Bookworms Libraryにおけるレベル6の難易度と本の内容について紹介しました。

内容をまとめると以下になります。

まとめ
  • Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル6の難易度は大学中級レベル
  • Oxford Bookworms Libraryのレベル6には15冊の本があり、ジャンルも豊富なので多読本におすすめ!

英語多読は、本の内容を楽しんでいるうちに英語力を上げられる素晴らしい学習方法です。

多読は英語に挫折してきた人に特におすすめできます(自分もそうだったので)。

なぜなら、英語の勉強と違って文法を覚える必要もなく気楽に始められるからです。

ただ、いかに多読といっても継続できないと効果は出せないので、続ける意識は必要になります。

しかしこれに関しては、自分にとって興味のある本を選ぶことで続けやすくすることが可能です。

その点、Oxford Bookworms Libraryはレベル別、ジャンル別に豊富な本があるので自分にあった本を見つけやすいです。

英語多読を始めた方の中には

こんなに楽しく英語を学べるなら、もっと早く英語多読を始めれば良かった

学生時代にやっておきたかった

というようなことを言う人もたくさんいます。

これからの人生で今が一番若い日です。

今後の人生、洋書をスラスラ読めるクールな人間として過ごすために、英語多読を始めませんか?