Oxford Bookworms Library-レベル2のおすすめ本【2023年版】

Oxford Bookworms Library-レベル2のおすすめ本【2023年版】

Oxford Bookworms Libraryっていう本があるらしい。
レベル2の難易度ってどのくらいなんだろう?

それに、レベル2にはどんな本があるのかな?

この記事は、こんな風に思っている人に答えます。

Oxford Bookworms Library(オックスフォード・ブックワームズ・ライブラリー)は英語学習者向けの多読本で、英語の習熟度に応じてレベル分けがされています。

そして、Oxford Bookworms Libraryのレベル2には64冊もの本があります。

多読においては自分にあわないレベルの本を読むと英語力を上げられない可能性があるので、レベル選びが大事です。

また英語力アップの効果を出す上で、レベル選びと同じくらいに大事なのが、興味のある本を読むことです。

そこで、今回は以下について解説していきます。

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この記事でわかること
  • Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル2の難易度
  • レベル2にはどのような本があるのか
目次

レベル2の難易度は中学中級レベル

Designed by stories / Freepik
ステージ
(レベル)
基本語彙数対象レベル
(英検)
対象レベル
(TOEIC)
Starter2503級以下300点以下
14003級~準2級300~400点
2700準2級~2級400~500点
310002級500~600点
414002級~準1級600~700点
51800準1級700~800点
62500準1級~1級800点以上
Oxford Bookworms Libraryのレベル表

Oxford Book Libraryでは、本の難易度をステージで表します。

ステージはStarterレベルからステージ6までの7段階で、レベル2は下から3番目のレベルです。

また、レベル2に使用される基本語彙数は700語で、

文法は現在完了形(have done)や未来形(will)、「しなくても良い」という意味の「don’t have to」、「してはならない」という意味の「must not」などが使われます。

このため、レベル2の難易度は中学中級レベルということになります。

対象レベルとしては英検準2級~2級、TOEIC換算で400~500点の人です。

この対象レベルの通りに読むとスラスラと読む本を選ぶことができるので、英検やTOEICを受けたことがある人は参考にしてみてください。

他のレベルのおすすめ本

他のレベルの本が気になる場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

Oxford Bookworms Libraryにおける全レベルの本をまとめています。

>>Oxford Bookworms Libraryのおすすめ本まとめ

自分のレベルの確認方法

英検やTOEICを受けたことがなく、自分のレベルがわからないという方は一番下のStarterレベルから始めるのをおすすめします。

もしくは、Santa というアプリを使えば、無料で自分の実力を知ることができます。

AI技術が使われているため、たったの5分足らずでTOEIC点数換算で実力を測定してくれます。

私もやってみましたが、公式のテストにかなり近い点数が出ました。

Santaでのスコア診断は完全無料なので、実力を知りたい方は試してみるのもありです。

Oxford Bookworms Library レベル2の本一覧

引用:Oxford University Press

上の画像は「Robinson Crusoe(ロビンソン・クルーソー)」のサンプルページです。

レベル2の本は全部で64冊あります。

このレベルになってくると、文量としても平均で6500単語ほどあるので読み応えのある作品が多くあります。

下のレベルと比べると絵の量が少なくなってきますが、

表現の幅も増えてくるので、ストーリーの場面を想像して楽しむことができるようになってきます。

ジャンル別にまとめてあるので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね!

本の選び方については、こちらにまとめています。

下のブロックを展開すると、本の一覧が出てきます!

True Stories(真実の物語)

True Stories(真実の物語)ジャンルの本
レベル2のTrue Stories(真実の物語)ジャンル
  • Agatha Christie, Woman of Mystery(アガサ・クリスティ, 謎の女性)
  • Amelia Earhart(アメリア・イアハート)
  • The Death of Karen Silkwood(カレン・シルクウッドの死)
  • Ellis Island: Rosalia’s Story(エリス島: ロザリアの物語)
  • Grace Darling(グレース・ダーリング)
  • Henry VIII and his Six Wives(ヘンリー8世と6人の妻たち)
  • The Love of a King(王の愛)
  • Red Dog(レッドドッグ)
  • Twelve Years a Slave(12年間の奴隷生活、邦題:それでも夜は明ける)
  • William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)

Agatha Christie, Woman of Mystery(アガサ・クリスティ, 謎の女性)

アガサ・クリスティーという名前は何を意味するのか。多くの人々にとって、その名前は殺人事件の起こるミステリー小説―誰が犯人か―のことだ。人々は「クリスティーを読んでいるところだ」と言う。「殺人犯ははっきりとはわからないけれど、私が思うには…」云々。しかしたいていその推理は間違っている。本の最後にたどりつくまで殺人犯の名前を当てるのは簡単ではないのだ。では、アガサ・クリスティーとは誰だったのか。どんな人だったのか。彼女の人生は穏やかで波乱などなかったのか。あるいは面白いことや珍しい出来事でいっぱいだったのだろうか。

Oxford University Press

Amelia Earhart(アメリア・イアハート)

「飛行士になりたい」ある夜アメリアは家族にそう伝えた。しかし1920年当時、飛行訓練は多額の費用がかかる危険なものであり、女性のすべきことではなかった。だが、アメリア・イアハートは夢を捨てず、必死で努力を続けた。やがて、最長飛行距離記録と最高到達高度記録を塗り替えるほどの優れた飛行士として活躍するようになり、こうした経験を通じて、女性も男性と同じように活躍できると世界に証明して見せた。アメリアの人生は常に刺激に満ちたものだった。しかし、41歳のときに最後の大きなフライトとして臨んだ飛行中、アメリアは消息不明となり、そして…。

Oxford University Press

The Death of Karen Silkwood(カレン・シルクウッドの死)

主人公の名はカレン・シルクウッド。この物語は彼女の死から始まる。なぜ、彼女の物語は終わりから始まるのか。彼女の死をもって、すべて終わり、ということになるのを望む人間たちがいるからだ。なぜか。彼らは何を怖れているのか。カレンには、私たちに話さなければならないことがあって、それは重要なことだと彼女は信じていた。なぜそれを私たちに話さずに死んだのか。私たちは真実を知ることができるのだろうか。疑問は次々に浮かぶが、それらの答えはない。これはアメリカのオクラホマ州で起こった実話である。

Oxford University Press

Ellis Island: Rosalia’s Story(エリス島: ロザリアの物語)

1925 年ニューヨーク。引っ越したばかりの新しいアパートで遊ぶ子供たちの傍らで、ロザリアは荷物を片づけていた。そこで見つけた1 冊の古いスケッチブック。その中の絵を見ているうちに、ロザリアの思いは、1910 年にイタリアからアメリカへと渡って来た船旅へと引き戻された。14 歳のときだった。それはロザリアにとって大きな転換期だった。故郷を離れ、愛する人々とも別れて、海を越え、新しい生活を始める。途中何度も不安になったりしながらも、新しい友だちを見つけたり…と本当にいろいろなことがあった時期だった。

Oxford University Press

Grace Darling(グレース・ダーリング)

彼らには、風と岩に砕ける波の音だけが聞こえた。夜の闇だけが見えた。真っ二つになった船の姿は見えなかった。闇の中、濡れた岩にしがみつき、寒さで凍え死にしつつある人々の姿は見えなかった。助けを求める声は彼らの耳には届かず、風の音だけが聞こえた。岩に残された人々をどうやったら救えるのか。彼らの木製のボートは鉄製の船よりも強いのか。1 人の男とその娘は、船を真っ二つに砕いた激しい波よりも強いのか。フォーファシャー号は1838 年イギリスの北東海上で難破した。これは、その嵐の夜に有名なヒロインとなったグレイスの物語。

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Henry VIII and his Six Wives(ヘンリー8世と6人の妻たち)

ヘンリー8 世はその生涯に6 人の妻を娶った。そのうちの3人はキャサリン、2 人はアン、1 人はジェーンという名だった。24 年間妻だった者もいれば、わずか1 年半だった者もいた。1人は死に、2 人は離婚し、2 人は打ち首となった。危険で、先の知れない人生だった。1547 年にヘンリー8 世が死んでから、6 番目の妻は古い5 通の手紙の入った箱を見つける。それは前の5 人の妻一人一人からのものだった。悲しみ、怒り、恐怖に満ちた手紙だった。

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The Love of a King(王の愛)

彼が望んでいたことは、愛する女性と結婚することだった。しかし、彼の国はそれを許さなかった。彼の名はエドワード8 世―英国国王であり、インド国王であり、オーストラリア国王であり、同時に他の39 ヶ国の国王でもあった。彼は相応しくない女性を愛してしまったのだ。彼女は美しく、彼女も彼を愛していた―しかし、彼女は既に他の男性と結婚していた。これは世界中を驚かせた愛の物語である。王は選ばねばならなかった。王の地位を取るか、愛を取るか―愛を取れば国を去らねばならず、二度と戻ることはできない。

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Red Dog(レッドドッグ)

レッド・ドッグはオーストラリアン・ケルピーの牧羊犬で、その生涯は興奮と冒険に満ちていた。西オーストラリア中を旅し、一度も飼い主を持ったことはないが、たくさんの友達がいて、どこに行けばおいしい食事にありつけるか知っていた。これは作家ルイ・ド・ベルニエールが集めた西オーストラリアの犬たちの物語。おかしい話、悲しい話、すべてが本当にあった忘れがたい物語だ。みんなレッド・ドッグのような友人がほしいと思うに違いない。

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Twelve Years a Slave(12年間の奴隷生活、邦題:それでも夜は明ける)

自由黒人ソロモン・ノーサップは1841 年のある日、ニューヨークシティへ仕事に出かけた。ほんの数日後には、妻や子どもたちの元へ帰るはずだった。だがそれが、12 年間におよぶ「奴隷生活」のはじまりとなってしまう。何者かに誘拐されたソロモンは鎖でつながれ、南部のプランテーションに送られる。奴隷として毎日過酷な労働を強いられながらも、脱出する方法を模索し続けるソロモン。そして、ついにその時は訪れた!これは、ノーサップ本人によって語られた実話である。

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William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)

ウィリアム・シェイクスピアは1564 年4 月、ストラトフォード・アポン・エイヴォンで生まれ、1616 年4 月に死んだ。アン・ハサウェイと結婚し、2 人の娘と1人の息子をもうけた。俳優であり、詩人であり、有名な劇作家であった彼はおおよそ40 の劇作品を著した。しかし、人間としての彼はどのような人物だったのだろうか。初めてロンドンに馬車で行ったとき、どう感じたのだろうか。あるいは、ハムレットやロミオとジュリエットを書いたときは?あるいは1 人息子が死んだときは?

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Classics(クラシック文学)

Classics(クラシック文学)ジャンルの本
レベル2のClassics(クラシック文学)ジャンル
  • Alice’s Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)
  • Huckleberry Finn(ハックルベリー・フィン)
  • The Jungle Book(ジャングルブック)
  • Love among the Haystacks(干し草の中の恋)
  • The Prince and the Pauper(王子と乞食)
  • Robinson Crusoe(ロビンソン・クルーソー)
  • Tales from Longpuddle(ロングパドルの物語)

Alice’s Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)

マッシュルームの上で、大きな芋虫が1 匹、パイプたばこをふかしていた。間もなく芋虫はくわえていたパイプを取ると、ゆっくりと、眠そうな声でアリスに言った。「おまえは誰?」アリスが兎の穴から不思議の国に落ちると、なんと奇妙なことばかりが起こったことだろう。アリスは芋虫と、それからチェシャ猫と会話を交わし、狂った帽子屋のお茶の会に行き、ハートのキングとクイーンとクローケーをし、それから…。

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Huckleberry Finn(ハックルベリー・フィン)

誰が、同じ1 軒の家に住み続け、綺麗な服を着て、いい子にして、毎日学校に行きたいと思う?若いハックルベリー・フィンがそれを望んでいなかったのは確かだ。それで彼は家出をして、偉大なるミシシッピ川をいかだで下る。やはり逃げ出していた黒人奴隷のジムも一緒だった。しかし、生きて行くことは、この2 人の仲良しにとって必ずしもたやすいことではなかった。そして、ジムの身には300 ドルの懸賞金がかかる。

Oxford University Press

The Jungle Book(ジャングルブック)

南インドのセオニオオカミの群れに新入りが来た。彼はオオカミではない―モーグリという人間の子で、人間の世界のことを何も知らない。彼は兄弟であるオオカミと生活し、狩りをする。クマのバルーと黒ヒョウのバギーラは友人であり先生だ。人喰い虎のシア・カーンは彼の敵だ。キプリング作、モーグリのジャングルでの冒険物語は100 年以上の間、老若問わず愛されている。

Oxford University Press

Love among the Haystacks(干し草の中の恋)

ウーキー農場では干草作りの真っ最中。干草を束にしながらも兄弟たちは他の事を考えていた―若い女性、そして恋愛。汚い言葉が飛び交い、ケンカを始める兄弟。それでも仕事は続き、人々が出入りし、長く暑い夏の日もゆっくりと夜に向かっていった。日が暮れ、一面が闇のカーペットに覆われると畑の端から甘く芳しい野草の香りが漂い、柔らかく立派な干草のベッドができあがる…。

Oxford University Press

The Prince and the Pauper(王子と乞食)

1547 年、ロンドンにトムという貧しい少年がいた。トムは、父の言いつけで毎日町へ行き、物乞いをして施しの金を家に持ち帰った。手ぶらで帰ればひどい仕打ちを受けた。一方、時の王ヘンリー8 世の息子エドワードの暮らしはトムとはかけ離れたものだった。欲しいものは何でも手に入った。まったく違う世界に住む2 人だったが、容姿は見分けがつかないほどよく似ていた。ある日ふとしたことから互いの生活が入れ替わってしまう。物乞いとして生きる王子と、王子として生きる物乞いの少年。2 人の運命はどうなってしまうのか。

Oxford University Press

Robinson Crusoe(ロビンソン・クルーソー)

「私は何度も海岸を歩いていたが、ある日、砂に何かがあるのに気づいた。もっとよく見えるように近くまで行くと…足跡だ、人の足跡だ」1659 年、ロビンソン・クルーソーは船が難破して、南アフリカの海岸の沖の小さな島に辿り着いた。15 年間1 人で暮らした後に、突然その島にはもう1 人の人間がいることに気づく。しかし、その人間は味方なのか、敵なのか。

Oxford University Press

Tales from Longpuddle(ロングパドルの物語)

トニー・カイツは女性に人気の的だったが、頭がきれる方ではなかった。昔の彼女に再会し、家まで送って欲しいと頼まれたら?その後結婚する予定の女性が現れたら?泥沼にはまったトニーはこの状況からどうやって抜け出せばよいのかわからない。この短編集は19 世紀のイギリスの田舎町を舞台にしているが、ハーディーの語る、過ち、失敗、結婚に関する話は現代にも通じるテーマである。

Oxford University Press

Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)

Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)ジャンルの本
レベル2のCrime & Mystery(犯罪 & ミステリー)ジャンル
  • Death in the Freezer(冷凍庫の中の死)
  • The Murders in the Rue Morgue(モルグ街の殺人)
  • Sherlock Holmes: Short Stories(シャーロック・ホームズ短編集)
  • Sherlock Holmes: More Short Stories(シャーロック・ホームズ短編集2)

Death in the Freezer(冷凍庫の中の死)

エレン・ショアの家はごく普通のアメリカの家庭だ。エレンは6 歳。弟のアルが生まれた。両親は息子の誕生をとても喜んだが、エレンはうれしくない。何でもまず赤ん坊のアルが優先されるからだ。大人になってからも、まずアルだった。彼はロックバンドを始めレコードを出し、裕福で有名になった。ところが、彼は姉のエレンには何も与えなかった。彼女の生活は苦しく、子供が3 人いたが、お金はほとんどなかった。彼女は、裕福で、有名で、自分に優しくない弟を憎むようになる…。

Oxford University Press

The Murders in the Rue Morgue(モルグ街の殺人)

鍵が中に残された密室の4 階の部屋。窓は内側から鍵が掛かり、煙突は猫でさえ通れないほどの狭さ。ここから犯人はどうやって抜け出したのか?近所の住人が階段で聞いた二つの恐ろしい声の正体は?パリの住人たちはこの謎に対する答えを見出せないでいた。優れた頭脳を持つ者しか気づかないであろうこの事件の謎を、類まれなる洞察力を持つオーギュスト・デュパンは解決できるのか?

Oxford University Press

Sherlock Holmes: Short Stories(シャーロック・ホームズ短編集)

シャーロック・ホームズは最も優れた探偵である。彼は部屋で座ってパイプたばこを吸う。彼は聞いて、見て、考える。彼は足音が階段を上ってくるのを聞いている。彼はドアが開くのを見ている。そして、その見ず知らずの人間がどんな質問をするのかを知っている。ここに収められた彼の物語の中の三つの話の中で、3 人の訪問者がベイカー通りの有名な部屋に彼を訪ねる。その訪問者たちは彼らを助けられる世界中で唯一人の男の許に問題を持って来るのである。

Oxford University Press

Sherlock Holmes: More Short Stories(シャーロック・ホームズ短編集2)

言わずと知れた名探偵シャーロック・ホームズ。警察がお手上げの事件も、わずかな手掛かりも見逃さない鋭い観察力で、真実を次々と暴いていく。本書にはそんなホームズの代表的な短編2 編を収録。『The Dead Coachman(邦題:ライゲートの大地主)』では、相棒ワトソンとともに訪れた田舎町で、不可解な強盗殺人の謎を解く。一方、『The Last Mystery(邦題:最後の事件)』では、頭の良さではホームズに引けを取らない凶悪犯モリアーティ教授との生命をかけた戦いが繰り広げられる。勝つのはどちらか。そしてホームズの運命は?

Oxford University Press

Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)

Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)ジャンルの本
レベル2のFantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)ジャンル
  • The Canterville Ghost(カンタビルの幽霊)
  • Dracula(ドラキュラ)
  • Five Children and It(砂の妖精)
  • Ghosts International: Troll and Other Stories
  • The Mystery of Allegra(アレグラの謎)
  • The Pit and the Pendulum and Other Stories(エドガー・アラン・ポー短編集)
  • Return to Earth(地球への帰還)
  • Voodoo Island(ブードゥー島)
  • The Year of Sharing

The Canterville Ghost(カンタビルの幽霊)

カンタヴィル一家は300 年も住みつく幽霊に辟易し、この大邸宅をアメリカ人一家に売りに出すことにした。幽霊を恐れないアメリカ人のハイラム・B・オーティスはこの家を幽霊付きで買うことを快く承諾する。オーティス一家を恐怖に奮い上がらせる、とびきりの計画を立てた幽霊たちだがアメリカ人はなかなか怖がってはくれない―特にやんちゃ坊主2 人は。そしてかわいそうな幽霊たちには驚きの結末が待っていた。

Oxford University Press

Dracula(ドラキュラ)

トランシルヴァニアの山奥に城があった。ドラキュラ伯爵の邸宅である。暗く人気のない場所で、夜にはオオカミたちが城壁の周りで遠吠えする。1875 年、ジョナサン・ハーカーは伯爵との商談にイギリスからやって来た。ジョナサンはドラキュラ城に入るが、どうも落ち着けない。夜になり、奇妙なことがいくつも起こり、彼は恐怖を感じた。彼が恐怖を感じたのは間違いではなかった。ドラキュラ伯爵は人間の血を吸う吸血鬼だったのだ。

Oxford University Press

Five Children and It(砂の妖精)

その子供たちは、墓に穴を掘っているときに見つけたものに驚いた。「それ」は何千年も生きている砂の妖精サミアドだったのだ。それは丸っこくて毛皮に覆われていて長い触覚の先に目がある、おかしな小さな生き物だった。そいつは機嫌が悪くなって薄情なことがけっこうあったが、願い事を聞いてくれたのだ。1 日に一つ。「すごい」と子供たちは言った。しかし、願い事というのはやっかいなものだ。そのせいでトラブルに巻き込まれることも…。

Oxford University Press

Ghosts International: Troll and Other Stories

ノルウェーの人々は、トロールという名の化け物を自分の家の庭に近づけないようにするという。だが、いったいどうやって?中東オマーンのひと気のない夜道で車が故障した。見知らぬ人の車に乗せてもらったアブドゥルだが、歩けばよかったと後悔することに…。イギリスの若者たちが興ずる『恐怖のゲーム』とは?アジアのある国で、1 人の兵士がやっと故郷に帰ってくるが…。どんな国にも必ず幽霊や化け物を題材にした物語がある。信じる人もいれば信じない人もいる。だが、良質の物語はいつも人の心を惹きつける。

Oxford University Press

The Mystery of Allegra(アレグラの謎)

アレグラという名前は変わった名前だ。イタリア語で「幸せな」と言う意味だが、この物語の少女は時々とても悲しくなる。彼女はわずか5 歳だが、新しい友人のエイドリアンに、自分は間もなく死ぬのだと言う。どうしてそんなことがわかるのか。そして、もう1 人のアレグラ―白い寝間着を着て金色の髪の毛で大きな青い目をした―とは誰なのか。その少女は夜にだけやってきて、彼女は手も顔も冷たい、とても冷たい…。

Oxford University Press

The Pit and the Pendulum and Other Stories(エドガー・アラン・ポー短編集)

誰にでも悪夢を見た経験はあるだろう。姿は見えず音だけが聞こえ、暗闇の中何か恐ろしいものが迫ってくる夢。そして暖かいベッドの中で目が覚め、再び眠りにつくのだ。もしも、夜よりも深い漆黒の闇の中、硬い床の上で目が覚めてしまったとしたら? 静寂に耳をすまし、死者の匂いを感じるかもしれない。死が取り囲み、自分を待っているとしたら…。あらゆる闇の中から死がささやいてくる。恐怖と狂気の世界を描いたエドガー・アラン・ポーの短編集。

Oxford University Press

Return to Earth(地球への帰還)

ずっと先の未来、ハールとエレンは公園を歩きながら自分たちの仕事や2 人の生活について話している。しかし、2 人が一緒に暮らすことはないだろう。彼らにとって、科学者としての仕事の方が2 人の愛よりも大事だからだ。ハールは地球を離れる計画を考える。長く危険な宇宙旅行である。エレンは地球に留まって、人間の精神の働き方を変える計画を考える。ハールが地球に戻ったとき、エレンが死んでからずいぶん時間がたっているだろう。そして地球は以前とはかなり変わっているだろう。

Oxford University Press

Voodoo Island(ブードゥー島)

ジェイムズ・コンウェイは金儲けがしたかった。ハイチのある島にある古い墓地に、新しい家や店を何軒も建てたかった。その墓地にはただ1 人の老人が訪れるだけだった。コンウェイは老人の1 人くらい怖くはなかった。しかしその老人には友人がいた―墓場の中、土の中に死んで横たわっている友人たちだ。家を建て始めたコンウェイは、死者の眠りを乱すという恐ろしい過ちを犯してしまった。

Oxford University Press

The Year of Sharing

リチャードは村での静かな生活にうんざりしていた。車を買ってかっ飛ばしたいと思う。しかし、リチャードは車のない未来の世界に住んでいて、自転車と小さな村と緑の森があるだけだ。彼は12 歳で、他の子供と同様Year of Sharing を経験しなければならない。森で野生動物と一緒に1 人で生活しなければいけないのだ。世界を共有することを学び、動物がどうやって生きて、食べて、戦って、そして、どうやって死ぬのかを学ばなければならない。

Oxford University Press

Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)

Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)ジャンルの本
レベル2のThriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)ジャンル
  • Dead Man’s Island(死者の島)
  • Ear-rings from Frankfurt(フランクフルトのイヤリング)

Dead Man’s Island(死者の島)

ロスは誰も訪れる者のいない島で生活していた。彼は人に自分の写真を撮らせなかった。彼は若く裕福だったが、悲しそうに見えた。そして、彼の家には1 部屋だけ常に鍵のかかった部屋があった。キャロル・サンダーズと彼女の母はロスに雇われてこの島にやって来た。キャロルはまもなく、ロスには何か秘密があると確信するようになった―どうやって金を得たのだろうか。そんなに若い男がどうして島を一つ買えるのだろうか。そこで彼女は注意深く監視し、聞き耳を立てる。そしてある晩、彼女は鍵のかかった部屋の中にある何かを知る。

Oxford University Press

Ear-rings from Frankfurt(フランクフルトのイヤリング)

リチャード・ウォルトンはまた窮地に陥った。仕事を失い、またもや妹のジェニファーに借金をしていたのだ。彼は姿を消した。ジェニファーは彼を探す。警察も彼を探す。ジェニファーも警察も、彼に問いただしたいことがあったのだ。彼はなぜ職を失ったのか。なぜフランクフルトに飛んだのか。誰が彼の恋人に高価な金のイヤリングをプレゼントしたのか。リチャードだけが知っているはずだ。しかし、リチャードは見つからない。

Oxford University Press

Human Interest(人情ストーリー)

Human Interest(人情ストーリー)ジャンルの本
レベル2のHuman Interest(人情ストーリー)ジャンル
  • Anne of Green Gables(赤毛のアン)
  • The Children of the New Forest(新しい森の子供たち)
  • New Yorkers – Short Stories
  • Northanger Abbey(ノーサンガー・アビー)
  • The Piano(ピアノ)
  • Stories from the Five Towns(5つの町の物語)
  • A Stranger at Green Knowe
  • The Summer Intern(サマーインターン)
  • Too Old to Rock and Roll and Other Stories(ジャン・マーク短編集)

Anne of Green Gables(赤毛のアン)

マリラ・カスバートとマシューは1 人の孤児をひきとって、グリーンゲイブルズにある農場の手伝いをさせようと考えた。男の子がいいと思っていたらアンという女の子で、その子は髪の毛が赤く、そばかすがいっぱいあって、それはまあおしゃべりなこと。女の子を望んではいなかったとは言え、小包でもあるまいし、まさか送り返すこともできなかろう。それでアンは、活気がなく静まりかえったカナダのアヴォンリー村に留まり、新しい生活を始めることになった。しかし、アンが来てから村はそれまでのように静かではなくなった…。

Oxford University Press

The Children of the New Forest(新しい森の子供たち)

1647 年イギリス。チャールズ1 世は獄中にあり、クロムウェルの軍は王の軍と戦闘を続けていた。誰もが危険にさらされた時期だった。ベヴァリー家の4 人の子供たちには両親がいなかった。母は死に、父はチャールズ1世のために戦って戦死した。クロムウェルの軍隊が子供たちの家に火を放とうとしている―子供たちは家の中だ。4 人はニューフォレストに逃げ込んだ。が、それからどうやって生き延びるのか。何を食べるのか。クロムウェル軍に発見されずに済むのか。

Oxford University Press

New Yorkers – Short Stories

主婦、浮浪者、弁護士、ウェイトレス、女優―1900 年代初期のニューヨークには普通の人々が普通の生活を送っていた。それ以降、ニューヨークは大きく変わったが、住人はほとんど変わらない。金持ち、貧乏人、幸せな者、悲しい者、愛する人がいる者、愛する人を探している者。O. ヘンリーの有名な短編小説は―繊細で、こっけいで、共感できて―そういったニューヨーカーたちの日常生活の、生き生きとした場面を私たちに見せてくれる。

Oxford University Press

Northanger Abbey(ノーサンガー・アビー)

英国南部の都市バースで夏を過ごしていたキャサリン。それまで故郷の村を離れたことがなかった彼女にとって、そこは別世界だった。舞踏会や劇場、新しい友人イザベラ・ソープやエレノア・ティルニーとの出会い…。そしてエレノアの兄ヘンリーとの恋。そんな中、キャサリンはティルニー家の屋敷、ノーサンガー・アビーに招待される。「人生とは愛と冒険である」と信じて疑わないキャサリンにとって、そこは謎に満ちた場所だった。だが、そんなキャサリンにも友情とはなにか、なぜ人は愛より富を重んじるのかなどについて考える機会が訪れ、次第に現実を理解するようになっていく。

Oxford University Press

The Piano(ピアノ)

ある日、ある農場主がそこで働く少年に、古い建物の中のものをすべて捨てるように言いつけた。「みんなごみだ」と農場主は言った。少年はそのゴミの中に古い美しいピアノを見つける。ピアノを弾いたことがなかったのに、指がピアノに触れると、彼はピアノを弾き始めた。彼が目を閉じると旋律が彼の中に浮かぶ―そしてその旋律が彼の指を動かす。再び目を開けると、人生が変わっていることに気づく。

Oxford University Press

Stories from the Five Towns(5つの町の物語)

原著者のアーノルド・ベネットは、五つの町とそこに住む人々の物語で知られている。そこの住人たちはごく普通の人たちで、私たちと同じく、時にとても変わったことをする。サー・ジーという人物がいて、彼は裕福な実業家だ。その彼がなぜ、こそ泥を企てているのか。トビー・ホールという人物もいる。彼はなぜ、チャイルド通り11 番を訪れようと決めたのか。そこで誰を見つけるのか。ヘシャン兄弟とアニー・エメリーもいる。彼らは12,000 ポンドにちょっと困っている。

Oxford University Press

A Stranger at Green Knowe

ピンが動物園でハンノーに出会ったとき、彼はワクワクしたが、同時にがっかりもした。ハンノーは見事なアフリカゴリラで、大きくて黒くて、人間よりもずっと強かった。鍵をかけられた檻の中でこのすばらしい野生動物がどうして生きられよう。やがてハンノーは動物園を脱走し、数日後、グリーン・ノウの近くでその足跡が発見される。グリーン・ノウは、ピンが休暇を過ごしている、イギリスの田舎の奥まったところにある古い家だった。

Oxford University Press

The Summer Intern(サマーインターン)

ライターをめざしているアナ。夏の間だけ、ファッション関連ウェブサイト「グロス」で働けることになって大喜びだったが、実際はうまくいかないことばかり。親友のケイティは怒らせてしまうし、ママは毎日仕事場に電話してくる。編集者のティナはアナにコーヒーや郵便物を持って来させるばかりで、記事は書かせてくれない。「わたし、いつになったらグロスの記事を書かせてもらえるのかな?ケイティとどうしたら仲直りできるかな?ママに、5 歳じゃなくて15 歳だってわかってもらうにはどうしたらいいのかしら」。アナの悩みは尽きない。

Oxford University Press

Too Old to Rock and Roll and Other Stories(ジャン・マーク短編集)

グレッグはある問題を抱えたティーンエイジャーだ。その問題と言うのは彼の父親である。グレッグの母が事故で死んでから、彼の父は生きることに何の興味も示さなくなってしまった。グレッグは懸命に父を助けようとする。彼の父は、もちろん、ロックンロールをやるには年をとり過ぎている。でも、もしかしたら…。ここに収められたジャン・マークの短編小説には、ティーンエイジャーの目を通して見た人生、愛、友情が描かれている。

Oxford University Press

World Stories

World Storiesジャンルの本
レベル2のWorld Storiesジャンル
  • Changing their Skies: Stories from Africa
  • Stories from the Heart

Changing their Skies: Stories from Africa

アルーは有名なアメリカの大学から、入学させてくれるという手紙を受け取った。しかも奨学金付きで。当初このニュースが信じられず、何度も何度も手紙を読み返した。アルーは幸せだったけれど、話はそう簡単にはいかなかった。アメリカでの生活費は?航空券も買わなければならない。そしてアルーの母親は…。ワールド・ストーリーズ『Changing their Skies』ではマラウイ、南アフリカ、タンザニアから3 人の作家の作品を収録。

Oxford University Press

Stories from the Heart

ナイジェリア、ニュージーランド、ジャマイカ、マレーシア、インド、南アフリカ―これら世界各国のストーリーを読んで改めて思うのは、人間の心はどこに行っても同じだということだ。人は皆、恐れ、苦しみ、喜び、そして悲しむ。世界中のストーリーを集めたブックワームズ・ワールド・ストーリーズ。本書には、「コモンウェルス・ショートストーリー・コンペティション」で入賞した作品の中から選ばれた8 篇が収録されている。

Oxford University Press

PlayScripts

PlayScriptsジャンルの本
レベル2のPlayScriptsジャンル
  • Hamlet(ハムレット)
  • The Importance of Being Earnest(真面目が肝心)
  • Much Ado About Nothing(空騒ぎ)
  • One Thousand Dollars and Other Plays
  • Romeo and Juliet(ロミオとジュリエット)

Hamlet(ハムレット)

ウィリアム・シェイクスピアにより、1600 年ごろに書かれた英語史上もっとも優れた作品のひとつ『ハムレット』。デンマークの王子ハムレットはなぜそれほどまでに嘆き悲しんでいるのか。奇妙な発言をたびたび口にするようになってしまった。家族や友人は彼が狂人となってしまったと心を痛める。しかしこれは、ハムレットが家族の重大な秘密を知ってしまったせいだった。彼を心から愛している、優しいオフィーリアや学友のことを気にかける余裕も無くなった彼は、ひとりで考えこみ、あることを企てた。彼の決断とは?幸せな日々は戻ってくるのか?

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The Importance of Being Earnest

オスカー・ワイルドの英語史上最大のコメディー作品。アルジャーノンは友人ジャックが嘘つきだと知っていた。街ではアーネストと名乗り、故郷ではジャックと名乗っていたからだ。そしてジャックにプレゼントを贈るセシリーという少女は誰なのか。美しいグウェンドレン・フェアファックスが、アーネストという名の男性しか愛せないと言ったとき、ジャックは改名し、永遠にアーネストと名乗る決心をした。その後セシリーはアルジャーノンとの結婚を受け入れるが、彼がアーネストと名乗ることが条件だった。2 人の青年にとって物事が混乱し始める。

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Much Ado About Nothing

二つの恋物語からなる、速い展開のコメディー。勇気あふれる青年クローディオと、レオナートの娘ヒーローは恋に落ち、結婚を望んでいた。しかしドン・ジョンは2 人の結婚を阻止しようと企てる。彼は成功するのか?それとも真実が明らかになるのか?クローディオとヒーローは無事結婚できるのか?ベアトリスとベネディックはいつも言い争っていた。しかしその真意は?おそらく2 人は互いに興味を持っていたのであろう。友人たちは2 人を仲直りさせようと躍起になる。

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One Thousand Dollars and Other Plays

金か愛か。人生においてどちらが重要なのか。お金ですべてが手に入るのか?お金があれば青年は愛する女性と結婚できるのか?お金で本当に人々は幸せになるのだろうか、それともトラブルの原因になるだけか?お金と愛情と人生について描いたこの4 つの作品は、アメリカの偉大な語り部O. ヘンリーによって100 年前に書かれた短編を脚色したものだ。O. ヘンリー自身も金による問題と孤独を抱え、自らの経験を基にこの短編を執筆した。

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Romeo and Juliet(ロミオとジュリエット)

もっとも有名なシェイクスピア作品。情熱的な若者の愛の物語。
モンタギュー家かキャピュレット家か。家名が何の意味を持つのだろう?名門モンタギュー家の息子ロミオが、類まれなる美しさを持つ女性と恋に落ちたとき、それが何の意味も持たないことを知る。敵対関係にある両家にとっては重要な問題だったが…ロミオとジュリエットは、密かに愛し合うようになる。しかしロミオはヴェローナへ送られ、ジュリエットには父の友人パリスとの政略結婚が用意される。このとき2 人の希望は絶たれてしまったのだ。

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Fact Files(ノンフィクション)

Fact Files(ノンフィクション)ジャンルの本
レベル2のPlayScriptsジャンル
  • Chocolate(チョコレート)
  • Climate Change(気候変動)
  • Football(サッカー)
  • Ireland(アイルランド)
  • John F. Kennedy(ジョン・F・ケネディ)
  • Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
  • Malala Yousafzai(マララ・ユスフザイー)
  • Marco Polo and the Silk Road(マルコポーロとシルクロード)
  • Muhammad Ali(モハメド・アリ)
  • Oceans(海洋)
  • The Olympic Games(オリンピック)
  • Rainforests(熱帯雨林)
  • Seasons and Celebrations
  • Stephen Hawking(スティーヴン・ホーキング)
  • Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)
  • World Wonders

Chocolate(チョコレート)

飲み物として楽しんだり料理に使われるだけでなく、ビルや洋服、帽子まで作れてしまうチョコレート。贈り物や自分が食べるためにも買う。ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート、金箔をほどこしたものまである。チョコレートは万人に好まれる食物だ。何百年も前の中央アメリカの森林からアフリカ、ヨーロッパ、アメリカへと伝わり、インド、中国といった新興国の市場へと続く、チョコレートにまつわる話を紹介。読み進むうちにチョコレートが食べたくなるかも知れない。

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Climate Change(気候変動)

それは深刻な問題なのか、それともそれほどひどくもないのだろうか?急激な変化が起こるのか、共存の方法を探る余裕があるくらい、ゆっくりした変化なのだろうか。気候変動は動物や人類、大陸そのものの終わりを意味する。近い将来起こるのか、100 年後に起こるのか?気候変動に関する真実とは?なぜ起こるのか、人類に何ができるのか?過去に学べば未来を変えることができるかもしれない。

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Football(サッカー)

ある人はフットボールと呼び、ある人はサッカーと呼ぶ。またある人々は美しいゲームと捉えている。どういう呼び名であれ、語り継がれる様々な物語を生んできたスポーツである。2 日間に及ぶ試合の間、一度もボールを見ない選手たちがいる試合もある。このスポーツを通して人生の教訓を得たフランス人作家もいれば、女子サッカーは好ましくないとグラウンドを追われた女子選手たちがいた。優勝カップ、リーグ、ワールドカップ、スター選手たち、そしてルール。これらすべてがこの世界を魅了してやまないスポーツの一部なのだ。

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Ireland(アイルランド)

さまざまな風景を持つ国アイルランド。静かに流れる川の数々や緑の草原、そして美しい島々。一方で歌と踊り、アイリッシュ・パブと劇場に代表される風景は、作家ジェームズ・ジョイスと音楽家ボブ・ゲルドフ、またリバーダンスを生んだ国アイルランドならではの顔だ。そして銃、闘争、殺戮がもたらした平和への願い。さらなる魅力と新しい発見を求めてアイルランドへ。

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John F. Kennedy(ジョン・F・ケネディ)

「国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」。50 年余前、大統領の就任演説でジョン・F・ケネディはこう言った。この言葉は多くのアメリカ国民の心に希望の光をともし、ケネディはこの国を明るい未来へと着実に導いて行った。だが、この若き大統領が4 年の任期を終えることはできなかった。それを阻んだのは、1963 年11 月に世界中を震撼させたある凶悪な事件だった…。

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Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

「地球は月からどんなふうに見えるだろう」「人体の仕組みはどうなっているのか」「人間が空を飛べるか」「高さ8mのブロンズの騎馬像は作れるか」「街をもっと清潔にするにはどうしたらよいか」。レオナルド・ダ・ヴィンチは、生涯さまざまなことに疑問を持ち続けた。偉大な芸術家として知られるダ・ヴィンチはまた、類まれなる頭脳の持ち主でもあった。その研究は今も尚、多くの医師や科学者たちに影響を与えている。ロボットのライオンを作り出し、鏡文字を書き、戦いに勝つために川を動かそうとした人物、レオナルド・ダ・ヴィンチ―いったい彼はどんな人生を歩んだのだろうか。

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Malala Yousafzai(マララ・ユスフザイー)

女子の教育を禁止する武装勢力タリバン支配下の町で、タリバンに刃向かう発言は危険だと知りながらも誰もが教育を受けるべきだと信じるマララは、怯むことなくマスコミを通じて自分の考えを発信していた。その行動が原因となり、2012年10月9日、帰宅途中のスクールバスに乗り込んできた男に頭部を銃撃されてしまう。なんとか一命を取り留めたマララは、パキスタンでの治療を経て英国に渡り、合わせて3カ月間の入院生活を余儀なくされた。今や世界中でその名を知られるマララ・ユスフザイ̶「すべての子供に教育を」とこれまで以上に強く願い、その活動を続けている。

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Marco Polo and the Silk Road(マルコポーロとシルクロード)

13 世紀のヴェニス、子供にとって船乗りの話を聞くのが一番の楽しみだった。珍しい動物の話、魅力あふれる街々、様々な香辛料、そして旅人を死に至らしめる恐ろしい砂漠。その少年も船乗りの話を聞いていた。いつか父と叔父が旅から帰ってくるのを夢見て待っていた。彼らと一緒に遠い異国の市場を巡る日が来るかもしれない。後の偉大な探検家、若き日のマルコ・ポーロを、危険で刺激的な世界が待ち受けていた。

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Muhammad Ali(モハメド・アリ)

「ぼくはいつか世界を変えるようなでっかいことをするんだ」少年の頃からすでに大きな夢を抱いていたボクシングの世界王者、モハメド・アリ。18 歳でオリンピックの金メダリストになると、その後3 度の世界王座獲得に成功。だが、アリの闘いはリングの中だけに留まらなかった。世界平和や黒人の地位向上をめざし、病いや貧困に苦しむ人々を救うために、アリは闘い続けた。「真の世界王者」モハメド・アリの誕生秘話。

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Oceans(海洋)

数千年もの昔、人々は海を眺めてこう思った。「この海の向こうには何があるのか」と。最も勇敢な人々が旅に出て、その答えを発見する―美しい島々、凍結した大地、自分たちとは異なる人々…。今もなお、人々の海に対する興味は尽きない。潮の満ち引きが1 日に2 回おこるのはなぜか。ほとんどの動植物が陸地の近くで生活するのはなぜか。光の届かない数千メートル下の海底に生息している生き物がいるのかどうか。そんなところで生きていけるはずもないのに…。

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The Olympic Games(オリンピック)

4 年に1 度、世界中の最も優れたアスリートたちが集まるスポーツの祭典、オリンピック。何年にもわたる厳しい練習を乗り越え、勝ち抜いてきたアスリートたちは、40 種類以上の競技でその技術を競い合い、世界中の人々の前で勝者となり、敗者となり、また世界新記録を樹立する。2500 年以上の歴史を持つオリンピックとは、いったいどのように始まり、どのような変遷を経て来たのか。またその長い歴史の中で起こったできごととは?

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Rainforests(熱帯雨林)

果てしなく深い川や巨木、珍獣や美しい花々に代表される熱帯雨林。しかしまた、野焼き、濃くたちこめた煙、新設道路や街、動物の死骸、これらも熱帯雨林のもう一つの風景なのだ。我々にとって、一度は訪れてみたい美しい場所の熱帯雨林。一方で、それを森林伐採や樹木の売買の対象として利用している人々がいることも事実である。1950 年から2000 年にかけて、世界中の熱帯雨林の半分が姿を消した。この文章が読まれている間も、世界中のどこかで熱帯雨林の木が伐採されているのだ。

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Seasons and Celebrations

英語が話される国々では、イースター、バレンタインデー、クリスマスをはじめ、さまざまな記念日を祝う。英霊記念日や母の日などのように新しいものもあれば、夏至などのように数千年の昔から伝わるものもある。それらの日に人々はどのような食事をし、どこへ出かけ、何をするのか。パンケーキを食べる特別な日の由来は?11月に子供たちが通りに連れ出す「男の人」とは誰なのか。多くの人々が一年で最も短い夜をイギリスで過ごしたがるのその訳は?大晦日からクリスマスまで、一年を通してのさまざまな祝い事を紹介する。

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Stephen Hawking(スティーヴン・ホーキング)

誰にでもわかりやすい言葉で宇宙を語る科学者そして思想家として有名なスティーヴン・ホーキング博士。ALS(筋萎縮性側索硬化症) という難病を抱え、日常生活を送るのに特殊な機器を必要としながらも、宇宙の謎を解明しようとする博士の活動は留まるところを知らなかった。タイムトラベルは実現するのか、宇宙はどのようにしてできたのか―こうした壮大なテーマに対する答えを見出そうと研究を続け、惜しまれつつ亡くなった博士の人生とその功績を辿る。

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Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)

スティーブ・ジョブズは父親のガレージでAppleを創業し、私たちの生活にiTunesやiPhoneをもたらした。未来を知り、優れたアイデアを形にする方法を知っていた。世界で最も裕福な人物の一人となり、ビジネスパーソンとしてもその名を馳せた—だが、同時に多くのことを学ばなければならなかった。その協調性のなさからAppleを追われ、新たに立ち上げた事業も大きな負債を抱える。スティーブ・ジョブズの人生という名の旅のスピードは速く、非凡で、そして短かった―だが、その度は世界を大きく変えたのである。

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World Wonders

世界で一番美しいもの、最高にめずらしいもの、最も驚異的なものはなんだろう?ピラミッド、万里の長城、パナマ運河、みんなそれぞれの意見があるだろう。エベレスト、ナイアガラの滝、オーロラなど自然の驚異もはずせない。本書では、作者が選んだ自然の造形から人的な創造物まで、11 の驚異を紹介。グランドキャニオンやグレートバリアリーフは知っていても、イグアスの滝を知っているだろうか?古代都市ぺトラの話を聞いたことはあるか?新たな発見と驚きの旅へ導く1 冊。

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Oxford Bookworms Libraryで英語多読をはじめよう!

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今回はOxford Bookworms Libraryにおけるレベル2の難易度と本の内容について紹介しました。

内容をまとめると以下になります。

まとめ
  • Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル2の難易度は中学中級レベル
  • Oxford Bookworms Libraryのレベル2には64冊の本があり、ジャンルも豊富なので多読本におすすめ!

英語多読は、本の内容を楽しんでいるうちに英語力を上げられる素晴らしい学習方法です。

多読は英語に挫折してきた人に特におすすめできます(自分もそうだったので)。

なぜなら、英語の勉強と違って文法を覚える必要もなく気楽に始められるからです。

ただ、いかに多読といっても継続できないと効果は出せないので、続ける意識は必要です。

しかしこれに関しては、自分にとって興味のある本を選ぶことで続けやすくすることが可能です。

その点、Oxford Bookworms Libraryはレベル別、ジャンル別に豊富な本があるので自分にあった本を見つけやすいです。

これを機に、Oxford Bookworms Libraryで英語多読をはじめてみませんか?

多読仲間が増えることを祈ってます!