【実体験】英語多読はリスニング力にも効果がある

【実体験】英語多読はリスニング力にも効果がある

英語多読は、大量の英語を読むことによって、英語力を上げていく手法です。

自分の好きな本を読んでいれば、英語力を上げられるので、興味を持っている人も多くいると思います。

そんな英語多読ですが、以下のような疑問を持つ人も多いんじゃないでしょうか?

英語多読ってリスニングに効果あるの?

確かに、読書するだけでは、リスニング力が上がるイメージが湧きませんよね。

でも安心してください、英語多読でもリスニング力は上がります。

しかし、読書するだけで、なぜリスニング力が上がるのか不思議じゃないですか?

そこで今回は、以下について解説していきます。

この記事でわかること
  • なぜ英語多読はリスニング力にも効果があるのか
  • 英語多読でリスニング力がどんな効果が出るのか
  • リスニング力を効率的に伸ばす方法

私自身、多読でリスニング力を上げてきているので、その体験を通して分かったことを書いています。

最後まで読めば、「効率的にリスニング力を伸ばす方法」が分かりますよ!

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なぜ英語多読でリスニング力に効果が出るのか?

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多読はひらすら沢山の英語を読むことなので、読むだけでリスニング力が上がるなんて普通に考えたら変ですよね。

なんで多読でリスニング力が上がるの?

こんな風に思う人がいるのも当然です。

私の経験上、多読でリスニング力が伸びるのには、2つ理由があります。

多読でリスニング力が伸びる2つの理由
  • 語彙力が上がるから
  • 英語脳が作れるから

理由①:語彙力が上がるから

1つの目の理由は、語彙力が上がるから。

語彙力が上がると、読める英語が増えるのと同時に、聞ける英語も増えるので、リスニング力が上がります。

逆に言うと、読んで理解できない表現は、聞いても理解できないってことです。

なので、リスニング力を上げるには、まず知っている表現を増やすのが大事。

多読をすると、新しい単語、表現にたくさん出会うので、自然と語彙力が増えていきます。

この結果、リスニング力も強化されるというわけです。

理由②:英語脳が作れるから

もう1つの理由は、英語脳が作れるから。

多読をしていると、英語を直接イメージに変換する力(英語脳)がついてきます。

英語脳が作れると、イメージへの変換スピードが素早くなるので、長い会話でも聞き取れるようになります。

長文の英語を聞くとなると、前の方で話していた言葉を覚えていられなくて聞き取れない…そんな経験はないですか?

それは、学校で英語を学習してきた人の多くが、英語→日本語→イメージの順番で考えているからです。

英語→日本語→イメージの順番で考えていると、耳から入ってくる長文の英語を処理しきれずに頭が混乱してしまうでしょう。

一方、多読はとにかく英語を大量に読むので、繰り返しによって自然と英語とイメージとを直接つなげる力がつきます。

このように、多読で英語脳を作れるので、リスニング力を上げられるのです。

体験談:英語多読でリスニング力にこんな効果が出た

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冒頭でも説明した通り、英語多読だけでもリスニング力は伸びます。

なぜそこまで言い切れるのかというと、自分自身が多読でリスニング力を伸ばしてきたからです。

そして、リスニング力が伸びたことによって具体的に2つの効果が出てきました。

リスニング力の向上による効果
  • TOEICのリスニングパートのスコアが上がった
  • 日常会話の英語がほぼ聞き取れるようになった

効果①:TOEICのリスニングパートのスコアが上がった

TOEICのリスニングパートが200→395点(495点満点)に上がりました。

はっきり言って、200点の頃はいつ問題が始まったのかすら分からない状態でした 笑(説明音声も英語なので!)。

それが395点をとれた時には、集中しなくとも説明文くらいなら余裕で聞き取れるくらいになりました。

問題の方も、所々聞き取れないところはありましたが、5割くらいは自信を持って答えられるくらいにはなっていましたね。

このように、TOEICリスニングパートのスコアが上がったのが、1つ目の効果です。

効果②:日常会話の英語ならそこそこ聞き取れるようになった

2つ目の効果としては、「日常会話の英語ならそこそこ聞き取れるようになった」ということです。

具体的には、海外旅行先の買い物でスムーズに会話できるようになりました。

TOEICのリスニングテストは、会話のバックグラウンドが分からない状態で、音声がいきなり流れるので、ある程度、正確に聞き取らないとスコアが取れません。

しかし、海外旅行先の買い物などでは、既に状況(自分が客、相手が店員)が分かっているので意味を推測しやすいのです。

全てを正確に聞き取ることは難しいですが、会話が成立するくらいには聞き取れるようになりました。

リスニング重視の学習もした方が良い

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英語多読でもリスニング力は上がりますが、別途リスニング学習をした方が良いでしょう。

なぜなら、やはり多読はリーディング力がメインで伸びていく学習だから。

リスニング力も伸びますが、リーディングの方伸びるので、多読だけをしていると英語力がアンバランスになりがちです。

実際、多読中心に学習してきた私自身のTOEICの結果として、リーディングに関しては上位25%のスコアにもかかわらず、リスニングは上位40%のスコアとなっていました。

このため、多読とは別にリスニング力の学習をしてみると、バランス良く英語力を伸ばせるはずです。

リスニング力を効率的に伸ばす方法

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もし、リスニング力を効率的に伸ばしたいと考えているなら、シャドーイングがおすすめです。

シャドーイングは、英語音声を聞きながら、流れている音声を追いかけるように話す学習方法。

効率的に英語が聞けるようになるには、1つ1つの英語と音声を頭の中でリンクさせるのが大事です。

シャドーイングなら、インプットとアウトプットを同時にできるので、効率よく英語と音声をリンクさせることができるでしょう。

もちろん、独学でシャドーイングしても効果的ですが、

特に、仕事で英語を使わなければならない人、海外駐在を予定している人のような、最速でリスニング力を伸ばしたい!という理由がある人は、シャドテン がおすすめ。

プロのコーチから毎日フィードバックを貰えるので、最短距離でリスニング力を上げられます。

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まとめ:英語力はバランス良く伸ばそう!

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今回の記事をまとめると以下のようになります。

英語多読はリスニング力にも効果がある

とはいえ、リスニング重視の学習もしたほうが良い

リスニング力を効率的に伸ばすなら、シャドーイングがおすすめ

多読でもリスニング力は伸ばせますが、リーディング力がメインで伸びるので、アンバランスになってしまいがちです。

英語力は総合的に伸ばした方が良いので、リスニング力の強化も同時に実践していくと良いですよ!