1分で分かるあらすじと感想「Three Short Stories of Sherlock Holmes」

1分で分かるあらすじと感想「Three Short Stories of Sherlock Holmes」

 

Three Short Stories of Sherlock Holmes」という本が気になっているけれど、

どんな内容なんだろうか?面白いんだろうか?そんな風に思っていませんか?

そんなあなたに、実際に読んだ僕があらすじと感想を教えます!

 

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ストーリー構成

「Three Short Stories」というその名の通り、この本には以下の3作の短編ストーリーが収録されています。

 収録されている短編ストーリー 

  • Sherlock Holmes and the Strange Mr Angel(シャーロック・ホームズと奇妙なミスターエンジェル)

  • Sherlock Holmes and the Important Exam Paper(シャーロック・ホームズと重要なテスト用紙)

  • Sherlock Holmes and the Dangerous Road(シャーロック・ホームズと危険な道)

それぞれ1ストーリーが10数ページ程のボリュームです。

なので毎日少しずつ読んでも前回の内容を忘れにくくて、読みやすい短編集です。

【あらすじ】Sherlock Holmes and the Strange Mr Angel

タイピストの女性がホームズのもとに相談に来た。

その女性の相談というのは「恋人が失踪したので探して欲しい」というものであった。

女性はお金の心配をさせたくないのか「収入はあるから、調査料は払うことが出来る」と言う。

そこでホームズは依頼内容を確認するために、質問をしていく。

質問をしていく中で、恋人とはパーティで出会ったこと、義父(母親の再婚相手)は恋人を探すことをよく思っていないこと。

さらに、恋人からの毎日の手紙が止まっていることが判明する。

その後、ホームズはこれらの手掛かりを調査をしていく中であることに気づいてしまったのであった。。。

【あらすじ】Sherlock Holmes and the Important Exam Paper

大学でギリシャ語の講師する男性が「外出中にテスト用紙が荒らされたので調査して欲しい」とホームズの下に相談に来た。

講師は部屋に鍵をかけて少しの間、外出。その後帰ってくるとテーブルの上あったテスト用紙が散らばっているのを発見したとのこと。

テーブルの上にあった鉛筆の破片と黒い泥、テーブルの傷跡が唯一の手掛かりのようだ。

また、容疑者として挙がったのは講師の使用人と学生3人であった。

ホームズはこれらの手掛かり、当時の容疑者たちの状況などから捜査を進めていく。。。

【あらすじ】Sherlock Holmes and the Dangerous Road

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イギリスの田舎に暮らす女性がホームズのもとに訪ねてきた。

少し前に女性の父親は亡くなっており、母親と二人でお金に困っている。

そこに既に亡くなっている叔父(父の兄弟)の友人を名乗る男が二人現れた。

その男たちは「母親と女性を助けてやってくれ」と叔父から頼まれたと言う。

しかし、叔父とは生前ほとんど連絡を取っていない。奇妙だ。

男たちにお金に困っているという話をすると、男の一人が「週末に私の家で音楽教師として働かないか?」と提案してきた。

音楽教師にしてはかなり高給だったので、毎週ロンドンまで働きに出ることにした。

ある日、いつも通りロンドンに向かっていると後ろから謎の男がついてきていたのだった。。。

感想

ストーリーの感想

ストーリ―の感想としては、さすがシャーロックホームズという感じで、ストーリー展開から調査、解決に導くまで一緒に考えてワクワクできる展開がいくつもありました。

レベル2の語彙制限がある本ということで、内容が簡略化されすぎているのではと不安がありましたが、そんな気持ちは無くなるくらいに楽しむことが出来ました。

推理小説やミステリー映画が好きな方には是非おすすめの本です。

本のレベルについて

この本を初めて読んだのはTOEIC300点台の時でしたが、その時は分からない表現がいくつかありました。

僕は分からないことがあると先に進めないタイプなので、そこそこの頻度で辞書を引いていました。

このことから、TOEICが300点~400点台くらいの人にとっては勉強として読むのに合っていると思います(楽しんで読むことができるのに加えて、新しい表現に出会うことができます)

また、記事にするにあたって読み返したのですが、TOEIC600点台の今ではかなりスラスラと読むことができました。

理解できない表現はほとんどなく、純粋に物語を楽しむことができるレベルの本です。

このことから、TOEICが500~600点台くらいの人にとっては多読本として読むのに合っていると思います。

楽しみながらどんどんと本を読んで勉強できるのが、英語多読のメリットだからです。

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まとめ

今回は「Three Short Stories of Sherlock Holmes」について、「あらすじ」と「感想」をお伝えしました。

まとめると次の通りです。

まとめ
  • 収録されている3つのストーリ―の内容
    1. 「失踪した恋人探し」
    2. 「大学講師の部屋を荒らした犯人探し」
    3. 「女性の後を付けてくる不審者の調査」
  • 感想
    1. 推理小説やミステリー映画が好きな方にはおすすめです!

ラダーシリーズという多読本シリーズにもシャーロックホームズ作品があります。

以下の記事で紹介しているので、シャーロックホームズ好きな人は要チェックです!