Oxford Bookworms Library-レベル4のおすすめ本【2023年版】
- 2023.06.24
- 2023.09.09
- おすすめ英語多読本 英語多読
- Oxford Bookworms Library
Oxford Bookworms Libraryで多読してみたいな。
レベル4くらいを読めば良いのかな? どのくらいの難易度なんだろう?
レベル4の本にはどんな本があるんだろう?
この記事は、こんな風に思っている人に答えます。
結論として、レベル4の難易度は高校中級レベルです。
ただ、スラスラと読める本を読む方が効果的に学習できるので、
レベル4はTOEIC 600~700点の人に最適ということになります。
また、Oxford Bookworms Libraryのレベル4には33冊もの本があります。
レベル4には豊富なジャンルの本があるので、自分の好みに合う本があるはずです。
多読をすることによって、読解力やリーディングスピードが上がり、洋書や英語のニュースなんかがスラスラと読めるようになります。
自分に合った本を見つけて、多読の世界へ飛び込みましょう!
- Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル4の難易度
- レベル4にはどのような本があるのか
- レベル4の読者の声
- 1. レベル4の難易度は高校中級レベル
- 2. Oxford Bookworms Library レベル4の本一覧
- 3. Oxford Bookworms Library-レベル4読者の声
- 4. Oxford Bookworms Libraryで英語多読をはじめよう!
レベル4の難易度は高校中級レベル
ステージ (レベル) | 基本語彙数 | 対象レベル (英検) | 対象レベル (TOEIC) |
Starter | 250 | 3級以下 | 300点以下 |
1 | 400 | 3級~準2級 | 300~400点 |
2 | 700 | 準2級~2級 | 400~500点 |
3 | 1000 | 2級 | 500~600点 |
4 | 1400 | 2級~準1級 | 600~700点 |
5 | 1800 | 準1級 | 700~800点 |
6 | 2500 | 準1級~1級 | 800点以上 |
Oxford Book Libraryでは、本の難易度をステージで表します。
ステージはStarterレベルからステージ6までの7段階で、レベル4は上から3番目のレベルです。
また、レベル4に使用される基本語彙数は1400語で、
文法としては、受動態(be done)や関係副詞(where, when)などが使われるようになっています。
このため、レベル4の難易度は高校中級レベルということになります。
対象レベルとしては英検2級~準1級、TOEIC換算で600~700点の人です。
この対象レベルの通りに読むとスラスラと読める本を選ぶことができるので、英検やTOEICを受けたことがある人は参考にしてみてください。
他のレベルのおすすめ本
他のレベルの本が気になる場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
Oxford Bookworms Libraryにおける全レベルの本をまとめています。
>>Oxford Bookworms Libraryのおすすめ本まとめ
自分のレベルの確認方法
英検やTOEICを受けたことがなく、自分のレベルがわからないという方は一番下のStarterレベルから始めるのをおすすめします。
もしくは、Santa というアプリを使えば、無料で自分の実力を知ることができます。
AI技術が使われているため、たったの5分足らずでTOEIC点数換算で実力を測定してくれます。
私もやってみましたが、公式のテストにかなり近い点数が出ました。
Santaでのスコア診断は完全無料なので、実力を知りたい方は試してみるのもありです。
Oxford Bookworms Library レベル4の本一覧
上の画像は「Dr Jekyll and Mr Hyde(ジキルとハイド)」のサンプルページです。
レベル4の本は全部で33冊あります。
レベル4には、有名な本をやさしい英語に直した本がたくさんあります。
例えば、「海底2万マイル」や「ジキルとハイド」、「ガリバー旅行記」など。
また、TOEIC600~700点ほどの人にとって、ちょうど良い難易度でしょう。
スラスラと読む中で一部分からない表現がある、そんな本のレベルです。
分からない単語や表現を推測することで、自然と語彙力、読解力を伸ばしていくことができますよ。
ジャンル別にまとめてあるので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね!
本の選び方については、こちらにまとめています。
下のブロックを展開すると、本の一覧が出てきます!
True Stories(真実の物語)
True Stories(真実の物語)ジャンルの本
- Desert, Mountain, Sea(砂漠、山、海)
- Eat, Pray, Love: One Woman’s Search for Everything(食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書)
Desert, Mountain, Sea(砂漠、山、海)
危険で、寂しい、三つの地域。そこに行って、そして生きて帰ってくることを決意した3 人の女性。ロビン・デヴィッドソンは、1 匹の犬と4 頭のラクダを連れて、オーストラリアの砂漠を約3000 キロ歩いて渡った。アーリン・ブルームは、女性10 人のチームで、世界最高峰の一つ、アンナプルナに登頂した。生還したのはそのうち8 人だけだった。ナオミ・ジェイムズは、250 日以上にも渡る、世界一周単独航海に成功した。3 人の探検家―3 人の真の女性探検家である。
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Eat, Pray, Love: One Woman’s Search for Everything(食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書)
作家として活躍するエリザベス・ギルバート。夫、友人、ニューヨークの豪邸…欲しいものはすべて手に入れたはずだったが、ある日ふと何もかもに疲れを感じてしまう。夫との関係もうまくいかなくなり、離婚までのつらく長い道のりで深く傷ついてゆく。心を癒すはずの新しい恋愛も傷を深めるばかり。自暴自棄になったエリザベスは宗教に救いを求める。そして、自分の生き方を見つめ直すため、1年かけてイタリア、インド、インドネシアをめぐる旅に出る。喜び、祈り、そして再びの愛―それらを探し求める旅を綴った自叙伝は、映画化され多くの女性の共感を生んでいる。
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Classics(クラシック文学)
Classics(クラシック文学)ジャンルの本
- Cranford(クランフォード)
- Emma(エマ)
- Gulliver’s Travels(ガリバー旅行記)
- Lord Jim(ロード・ジム)
- Persuasion(説得)
- The Scarlet Letter(緋文字)
- Silas Marner(サイラス・マーナー)
- A Tale of Two Cities(二都物語)
- Washington Square(ワシントン・スクエア)
Cranford(クランフォード)
小さなイギリスの町クランフォードでの生活はとても静かで平和に思える。クランフォードの婦人たちは、規則正しく毎日変わらぬ生活を送っている。12 時から午後3 時までの間にお互いを訪れ、ささやかなパーティーを楽しんで、自分の家のメイドのことを心配する。しかし、毎日がそう順調に行くわけではない。言い争いがあったり、ねたみがあったり、突然の訃報や、意外な結婚話があったりする…。ギャスケル夫人の描く19 世紀前半の小さな町の生活は、150 年もの間、読者を魅了し続けている。
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Emma(エマ)
美貌、知性、富を兼ね備えた女性エマ・ウッドハウス。自らは結婚しないと公言しながら、家庭教師のミス・テイラーの結婚に一役買ったのをきっかけに、他人の縁結びには興味津々だ。家族ぐるみの友人ナイトリー氏は人の結婚に口出しをすべきでないと忠告するが、耳を貸そうとしない。だが、エマは自分で思うほど、ほんとうに人の心がわかっているのだろうか。自分は恋などしないと言いながら、それは彼女の本心なのだろうか。
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Gulliver’s Travels(ガリバー旅行記)
「まもなく、何かが足を伝って体に這い上がり、顔のところまできたのがわかった。見ると、身長15 センチほどのとても小さな人間だった…私は驚いて大声をあげた。」しかし、これはガリバーが旅行中に経験する驚きのほんの一部にすぎなかったのである。彼は巨人の国や空飛ぶ島を訪れ、過去からやってきた幽霊や言葉を話す馬と出会う。
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Lord Jim(ロード・ジム)
100 年前の船員の生活は危険でいっぱいだった。だが、パトナ号の一等航海士、ジムは危険を恐れない。彼は若く強健で、自分の勇敢さには自信があった。彼は大冒険をして、世界に自分がどれほどの勇士であるかを見せるチャンスが来るのを夢見ている。しかし、海に夢想家は無用だ。インド洋上の月の照る穏やかな晩、英雄になるチャンスがやって来るが、ジムはその試練に失敗し、彼の夢見た世界はこなごなに崩れてしまう。彼は自分の勇敢さを証明するために、東南アジアのジャングルに分け入って行く。
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Persuasion(説得)
19 才のアニー・エリオットは亡くなった母の友人ラッセル夫人に説得され、船乗りのフレデリック・ウエントワースの求婚を断った。ラッセル夫人はこう言ったのだ。「財産もなく約束された将来もない男なんて準男爵令嬢にふさわしい相手ではありません」。8 年後、成功し船長になったウエントワースが結婚相手を探しに戻ってきた時、アニーはまだ独身だった。しかしウエントワース船長はマスグローブ家の娘たちと過ごすのを好んでいるようだった。
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The Scarlet Letter(緋文字)
緋色は罪の色だ。そして「A」という文字は「不貞」を表す。1600 年代、マサチューセッツ州ボストンで、愛は夫と妻の間でのみ許されていた。婚外の子供は、罪を犯してできた子の烙印を押された。ヘスター・プリンは、「不貞」を表す「A」という緋色の文字を終生、胸につけて生きていかなければならない。彼女は世間の辱めから逃れることはできるのだろうか。その緋色の烙印の下で成長する子供の身の上にはどんなことが起こるのだろうか。ヘスターが将来に希望を持つことはできない。そして子供の父親の将来には何が待っているのだろうか?
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Silas Marner(サイラス・マーナー)
亜麻布織り工のサイラス・マーナーは床下の穴に金を貯めている。昼間、懸命に働いて布を織り、夜になると金を取り出してきて、輝くコインを何度も何度もなでたり数えたり、やさしく抱きしめるのだ。村人は彼を恐れているので、彼には家族も友人もいない。金だけが彼の友人であり、喜びであり、生きがいである。しかし、もしも泥棒が夜、彼の金を盗んでいったらどうなるだろうか。サイラスはどうするのだろうか。いったい何が、唯一の友人を失った彼を慰めることができるのだろうか。
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A Tale of Two Cities(二都物語)
「侯爵は心臓にナイフを突きたてられて、石のようにそこに横たわっていた。胸の上には1枚の紙があり、次のように書かれていた。『早くこの男を墓場に運べ。JAQUES より』」。フランス革命は、多くの人間に恐怖と死をもたらした。しかし、この騒然とした時代にあっても、人間は人を愛し、思いやることができる。人々は寛大で、誠実で、そして、勇敢にもなれるのだ。
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Washington Square(ワシントン・スクエア)
ハンサムな男がキャサリン・スローパーを口説き始めたので、彼女は自分に運が向いてきたと思う。彼女はおとなしくて優しい少女だが、美しくはないし頭がいいわけでもない。彼女はそれまで、人から誉められたことも、ワシントン・スクエアにある自宅の応接間で、愛の言葉を甘くささやいてもらったこともなかった。1840 年代のニューヨークでは、若い女性たちは自由に結婚できるわけではなく、キャサリンは父の許しを得ねばならない。父親のスローパー博士は裕福な人物だ。キャサリンは、いずれ年3 万ドルの収入を得ることになるのだ。
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Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)
Crime & Mystery(犯罪 & ミステリー)ジャンルの本
- The Big Sleep(大いなる眠り)
- Death of an Englishman(英国人の死、邦題:真夜中の訪問客)
- The Hound of the Baskervilles(シャーロックホームズ:バスカヴィル家の犬)
The Big Sleep(大いなる眠り)
スターンウッド将軍には400 万ドルの財産と2 人の娘がある―2 人ともかわいいけれども、「お嬢様」とは言い難い。彼は病に蝕まれ、死期が近い老人だ。だが、彼は恐喝犯の言いなりにはなりたくないので、私立探偵のフィリップ・マーロウに事件の解決を依頼する。マーロウはロサンゼルスの裏の社会をよく知っているので、何があってもたいして驚いたりはしない。だが、スターンウッドの娘たちは年老いた父親が考えている以上に不良で、2 人とも男と酒とドラッグが好きだ。これはどうやら恐喝という問題だけではすみそうにない。
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Death of an Englishman(英国人の死、邦題:真夜中の訪問客)
殺人には都合の悪い時期だった。フィレンツェの町はクリスマスの買物客でいっぱいで、警官の半分はすでに休暇に入っていた。最初はごく単純な殺人事件のように思えた。もちろん、殺人事件には謎が付き物だ。この事件では、被害者には午前3時に家具を移動するという習慣があった。当然、警察はその理由を知りたがる。事件は複雑になった。だが、答えはずっと目の前にあったのだ。警察がそれに気が付かなかっただけのことで、結局のところ、この事件もごく単純な殺人事件だった。
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The Hound of the Baskervilles(シャーロックホームズ:バスカヴィル家の犬)
ダートムア。広大な原野や湿地が広がる、荒涼としたイギリス南西部の丘陵地帯である。そこで人々はたやすく道に迷い、あやまって沼地に足を踏み入れてしまえば、屈強な人間でさえも飲み込まれて命を失うことがある。1 人の男がこの荒野を必死に走っている。男の後ろには大きな犬―悪夢のような、地獄から来た犬―が追いかけてきている。その男を無残な死から救い出すことができるのは、唯一人の人物だけである―偉大な探偵、シャーロック・ホームズ。
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Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)
Fantasy & Horror(ファンタジー&ホラー)ジャンルの本
- Dr Jekyll and Mr Hyde(ジキルとハイド)
- The Unquiet Grave – Short Stories(眠れぬ墓)
- The Whispering Knights
Dr Jekyll and Mr Hyde(ジキルとハイド)
あなたは夜のロンドンを歩いている。暗くなり、急いで家に帰りたい。細い路地に入る。あたりは静まり返っている。窓のない大きな建物の扉の前を通りすぎると、鍵が開く音がする。1人の男が現れ、あなたをじっと見る。知らない男だが、すぐにその男があなたを嫌っていることがわかる。そして、あなた自身もその男を嫌っていることに気付いて、ぎょっとする。誰もが嫌うこの男は誰だ?なぜ、この男は、あの立派な人物であるジキル博士の研究室から出てくるのか。
Oxford University Press
The Unquiet Grave – Short Stories(眠れぬ墓)
さびれた宿屋で、鍵のかかった部屋を見つけても、決して開けてはならない―それが晴れた天気のいい日だったとしても。古い教会の墓場の陰に変わった笛があっても、決して吹いてはならない。得体の知れない男に奇妙な文字の書かれた1 枚の紙を手渡されたら、すぐに突き返さないといけない。墓場から死人を呼び出してしまったら、それ以後安らかに眠れることなどないと思ったほうがよい。この五つの怪奇小説は、明るい昼間、読むようにしたほうがよい。部屋の鍵がかかっていることを確かめてから。
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The Whispering Knights
「あなたたちが間違ったことをしたとは言わないけれど」と、ヘップルホワイトさんは言った。「何かもっと危ないことをした可能性はあるわね」。彼らは納屋で「魔女の薬」を煮込んで、その薬に呪文を唱えた。マーサは別として、ウィリアムとスージーは遊びのつもりだった。ところが、3 人は遠い過去の世界から邪悪なものを、本当に呼び寄せてしまった̶。
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Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)
Thriller & Adventure(スリラー&アドベンチャー)ジャンルの本
- 20,000 Leagues under the Sea(海底2万マイル)
- Brothers in Arms(ブラザーズ・イン・アームズ)
- The Eagle of the Ninth(第九軍団のワシ)
- The Thirty-Nine Steps(三十九階段)
- Treasure Island(トレジャー・アイランド)
20,000 Leagues under the Sea(海底2万マイル)
1866 年、世界中の海のあちこちで、正体不明の巨大な何かが人々を驚愕させていた。クジラよりも速く泳ぎ、最も頑強な船体の底に穴をあけるほどの力を備えるというそれは、いったい何なのか。アロナックス博士は、この「怪物」を探索すべく、冒険の旅に乗り出した。だが、ネモ船長という不可解な人物に出会ってからというもの、その旅は博士の想像を超えた奇怪なものになってゆく。博士は海底に潜む新たな世界を発見するが、そこには思いもよらない驚異と危険が待ち構えていた。
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Brothers in Arms(ブラザーズ・イン・アームズ)
数学を学ぶこととコンピュータを使用することをなぜか禁止されているマングローブ高校の生徒たちは、いつも何者かに監視されていた。「ザ・ルーム」と呼ばれる部屋では生徒を中に閉じ込めて盗聴も行われているらしい。これらの謎を解明しようと聞き込みを始めたフィンとエリーだったが、そのとたん彼らの周りで次々と奇妙なことが起こり始める。家族さえ信用できなくなり、誰が敵か味方かわからない中、危険にさらされるフィンとエリー。いったいどうすればいいのか。
Oxford University Press
The Eagle of the Ninth(第九軍団のワシ)
紀元後2 世紀、ローマ帝国の第9 軍団はブリテン島北部を霧の中進軍したが、ただ1 人として生還する者はいなかった。4000 人もの人間が消え、マーカス・アクイラの父もその1人だった。その軍団の名誉の象徴であるワシも行方がわからなくなった。何年か後、そのワシが再び目撃されたという話が伝わる。マーカスは、ワシを見つけて連れ帰るため、父がどのように亡くなったのかを知るため、北に向かう。だが、北部に住むのは野蛮で危険な部族で、彼らはローマ人を憎んでいる…。
Oxford University Press
The Thirty-Nine Steps(三十九階段)
「私は明かりをつけたが、そこには誰もいなかった。ふと、角のところに、私に血の凍る思いをさせる『あるもの』を見た。スカッダーがあおむけに倒れていたのだ。長いナイフが彼の心臓を貫通し、床にまで達していた」。リチャード・ハネーは必死にスコットランドの丘を走る。犯していない殺人の容疑で警察に追われているのだ。さらに警察とは別に、より一層危険な敵が彼を追っている―得体の知れない「Black Stone」である。彼らの正体は?ハネーの命を狙う理由は?
Oxford University Press
Treasure Island(トレジャー・アイランド)
「突然、甲高い叫び声が闇の中に響いた。『8 レアル銀貨!8 レアル銀貨!8 レアル銀貨!』ロング・ジョン・シルバーの飼っているオウムのフリント船長だ!私は逃げ出した…」。しかし、若きジム・ホーキンスは今回は海賊の島から逃げ出さない。彼と彼の友だちは海賊たちよりも先に財宝を見つけ出すことができるのだろうか。彼らはこの島から逃げ出し、金銀財宝をいっぱいに積んだ船でイギリスに戻れるのだろうか。
Oxford University Press
Human Interest(人情ストーリー)
Human Interest(人情ストーリー)ジャンルの本
- Black Beauty(黒馬物語)
- Little Women(若草物語)
- Lorna Doone(ローナ・ドーン)
- Three Men in a Boat(ボートの三人男)
Black Beauty(黒馬物語)
人を背に乗せる訓練も、馬車を引いて走る訓練も、はじめのうちはブラック・ビューティにとって厳しいものだった。だが、彼は運がいい―最初に連れて行かれた家が温かい家だったから。飼い主たちは優しく、馬を虐げることなどしそうもない。しかし、19 世紀多くの人々は馬を虐待していた。鞭で打ったり、棒で叩いたり、死んで倒れるまで馬を機械のように酷使した。ブラック・ビューティはそういう状況をまもなく知ることになる。自分の生涯を話すとなると、彼には語るべき悲惨な思い出が数多くあるのだ。
Oxford University Press
Little Women(若草物語)
マーチ家の4 姉妹にもクリスマスがやってくるが、高価なプレゼントを買うお金はなく、クリスマスの朝の食事を貧しい家族にあげてしまう。けれども、メグ、ジョー、ベス、エイミーはアメリカで一番幸せな女の子たちだ。お父さんが南北戦争に出兵していて寂しいが、お父さんが家に戻ってきたときに自分の娘たちを誇りに思えるように、努めて良い子にしている。100年以上も愛されてきた心温まる家族の物語。
Oxford University Press
Lorna Doone(ローナ・ドーン)
1673 年のある冬の日、若いジョン・リッドはエクスムアの荒涼として人気のない丘陵を越えて家に帰る途中だ。ドーン峡谷を通らねばならない―ドーンというのは、誰でも知っている強盗・人殺しの一家の名前で、そこは危険な場所だ。エクスムアの住人はみな、ドーンを恐れて暮らしていた。帰宅したジョンを待っていたのは悲しい知らせだった。彼は自分がドーン一家を憎しんで当然であると考えるようになる。月日が経ち、彼は愛くるしい笑顔と大きな黒い瞳のローナ・ドーンと出会う。やがて、彼は深く望みのない恋に落ちてしまう…。
Oxford University Press
Three Men in a Boat(ボートの三人男)
「僕は仕事が好きだ。おもしろい。何時間も座って仕事をしていたって平気だ」。こんな人間がテムズ川をボートで遡って休日を過ごすというのは、あまりよい考えではなかろう。だが、これが3人の仲間―それに犬のモンモランシー―が決めたことだ。楽しい休日として思い出に刻まれることだろう。しかし寒い雨の朝に早起きするのはあまり愉快なことではない。この有名なストーリーは、世界中の人々を100 年にも渡り、笑わせ続けてきた―そして、現在もなお、これを読んで人は笑う。
Oxford University Press
World Stories
World Storiesジャンルの本
- Land of my Childhood: Stories from South Asia(私の子供時代:南アジアの短編集)
- The Price of Peace: Stories from Africa(平和の代償:アフリカの短編集)
Land of my Childhood: Stories from South Asia(私の子供時代:南アジアの短編集)
「弟は私や母のそばにいたがった。台所で野菜を刻んだり、パン焼きなどよく手伝ってくれたものだ。なかでも彼の一番のお気に入りは、母のお話を聞くことだった」。今や楽しかった子供時代は遠い昔のこととなってしまった。姉と弟、母と子の間には大きい隔たりができていた。本作ではインド、パキスタン、スリランカから9 編の作品を紹介。
Oxford University Press
The Price of Peace: Stories from Africa(平和の代償:アフリカの短編集)
コニー、気をつけて。妹の目が怒ってる。口のまわりに急にできた皺を見てごらん。コニー、姉妹を持つってすばらしいことなんだよ。たとえそれが妹でも。「マーシー、誰とでかけるの?」コニーは答えを聞いたけど、それは聞きたい答えじゃなかった。姉妹の仲で、平和の代償とは何だろう?アフリカ人作家たちによる、アフリカ各国からのワールド・ストーリーズ。
Oxford University Press
Fact Files(ノンフィクション)
Fact Files(ノンフィクション)ジャンルの本
- Disaster(災害)
- Gandhi(ガンジー)
- Great Crimes(大犯罪)
- The History of the English Language(英語の歴史)
- Nelson Mandela(ネルソン・マンデラ)
Disaster(災害)
上空、地底、遥か海の向こう、災害はどんな場所でも発生する。我々人間が新しいものを建設し発明することで、自ら災害を招くこともある。そして現在、テレビやインターネットで災害の悲惨な状況を見ることが出来る。ポンペイからアジアの津波、ロンドン大火からチェルノブイリ原発事故など、災害はただ恐ろしいだけでなく、我々に多くのことを教えてくれている。災害がもたらす恐怖、痛み、喪失感、死に果敢に立ち向かった、思いやりあふれる人々の感動の物語。
Oxford University Press
Gandhi(ガンジー)
誰が貧乏人の思いを代弁してくれるだろうか?何の権利も与えられていない奴隷に耳を傾ける人がいるだろうか?平等な社会を目指して活動する人は?社会からつまはじきにされた人たちのために、自分の家や仕事やお金を投げ出すことができるだろうか?「私はできます」マハトマ・ガンディーは言った。そしてそれまで世界が目にしたこともない手段̶武器やデモや憎悪の感情を利用せず̶暴力に頼らない闘いを始めた。これは、世界を代表する指導者であり、インド独立の父と呼ばれた男の物語である。
Oxford University Press
Great Crimes(大犯罪)
その大列車強盗が起きたのは40 年以上前のことだ。強奪された金のうち、200 万ポンドが未発見のままである。消えた金はどこにあるのか?強盗団の仲間でさえ金のありかを知りたいと思っている者がいるだろう。謎を残したままの犯罪は数多い。ケネディ大統領の真の暗殺犯は誰なのか?競走馬シャーガーの行方は?エアーズロックで起きた女児失踪事件の真相は?過去に起こった犯罪の謎がすべて明らかにされているわけではない。愛憎、死、金、そして今なお残る謎。人々の記憶に残る重大事件の裏に隠された様々な物語。
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The History of the English Language(英語の歴史)
世界中の約4 分の1 の人々が英語を使っている現在。家庭や学校、オフィスや会議室、船上や機内など、英語が話される場面はさまざまだ。では英語の起源とはどのようなものなのか。今後、どのように発展していくのか。英語の歴史は、数千年の昔から今日までにおける、時空を越えた世界旅行のようなものだ。今日の英語を作り上げた僧侶や兵士、王や科学者、印刷業者や詩人、そして旅行者の物語。
Oxford University Press
Nelson Mandela(ネルソン・マンデラ)
1918 年、南アフリカの平和な街で、マンデラ家に生まれた1人の赤ん坊。「トラブルメーカー」を意味する名前が付けられた男の子は幸せな幼少時代を送り、優秀でスポーツマンの青年に成長した。しかし、その後のネルソン・マンデラにおとずれる運命を、このとき誰も想像することはできなかった。人権に対する終わりなき闘い、長年にわたる投獄生活、幸福と悲しみを経験した家庭生活、そしてある日、南アフリカの大統領の地位を得た彼は̶。
Oxford University Press
Oxford Bookworms Library-レベル4読者の声
ネガティブな意見
読了。個人的にはあまり楽しめなかった、、おっさん3人のコメディ旅行記
— 小野慶太 (@dorokei) August 9, 2020
Three Men in a Boat (Oxford Bookworms Library Level 4) Jerome K. Jerome https://t.co/hgIK3RbKgu via @amazonJP
「Mr Midshipman Hornblower」の一回目終了。これもそこそこおもしろかったので一気に読めた。最初はレベル4難しくて長いと思ったけど、12冊目になると慣れてくるのか。 #oxfordbookworms #level4
— notanaka (@notanaka) October 9, 2010
ポジティブな意見
Oxford BookwormsのLevel 4を読みまくり、英語力をゴリゴリに鍛えることに💪とりあえず4冊ポチってみました。簡単&手軽に名作を読めるのは嬉しい📗#多読 #英語 #読書 pic.twitter.com/wrbNSJ0e5N
— 英語本を読もう@英語学習 (@Tadoku_Notes) June 5, 2022
前任校の授業でLand of my Childhood: Stories from South Asia(Oxford Bookworms Library: Level 4)を学生と読んだが、これはアジア系の作家が書いた英語文学作品のretold版。難易度は英検準1級レベル。学生達から英語の勉強にもなるし、話が面白い(感動する)という感想をたくさん貰った1冊。
— 林 剛司 (@Haya_Take) August 7, 2022
Oxford Bookworms Libraryで英語多読をはじめよう!
今回はOxford Bookworms Libraryにおけるレベル4の難易度と本の内容について紹介しました。
内容をまとめると以下になります。
- Oxford Bookworms Libraryにおけるレベル4の難易度は高校中級レベル
- Oxford Bookworms Libraryのレベル4には33冊の本があり、ジャンルも豊富なので多読本におすすめ!
英語多読は、本の内容を楽しんでいるうちに英語力を上げられる素晴らしい学習方法です。
多読は英語に挫折してきた人に特におすすめできます(自分もそうだったので)。
なぜなら、英語の勉強と違って文法を覚える必要もなく気楽に始められるからです。
ただ、いかに多読といっても継続できないと効果は出せないので、続ける意識は必要になります。
しかしこれに関しては、自分にとって興味のある本を選ぶことで続けやすくすることが可能です。
その点、Oxford Bookworms Libraryはレベル別、ジャンル別に豊富な本があるので自分にあった本を見つけやすいです。
英語多読を始めた方の中には
こんなに楽しく英語を学べるなら、もっと早く英語多読を始めれば良かった
学生時代にやっておきたかった
というようなことを言う人もたくさんいます。
これからの人生で今が一番若い日です。
今後の人生、洋書をスラスラ読めるクールな人間として過ごすために、英語多読を始めませんか?
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