Graded Readersのおすすめシリーズ5選
Graded Readersは、英語学習者のために作られた、優しい英語で書かれた本です。
文法や語彙によってレベル分けされているため、初心者でも安心して英語多読を始められます。
ただ、Graded Readersには多くの種類があるため、どれを使えば良いか迷ってしまう人もいると思います。
そこで今回は、おすすめのGraded Readersシリーズを5つ紹介。
私自身、Graded Readersを20冊以上読んで英語力を上げてきたので、その経験をもとに紹介していきます。
最後まで読んでもらえれば、自分にあったGraded Readersのシリーズを見つけて、多読で楽しく英語力を上げられますよ!
おすすめのGraded Readersシリーズ
Graded Readersにはいくつかのシリーズがあります。
それぞれのシリーズに特徴がありますが、
今回は、以下の表にある5つのシリーズについて紹介します。
Graded Readersのシリーズ名 | 特徴 |
Oxford Bookworms Library ★おすすめ (オックスフォード・ブックワーム・ライブラリー) | ・タイトル数が多い(250冊以上) ・クラシックな作品が多い |
ラダーシリーズ | ・Kindle版の本が安い ・日本人向けに作られている |
Pearson English Readers (ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ) | ・映画原作の本が多くある(マーベルなど) |
Cambridge English Readers (ケンブリッジ・イングリッシュ・リーダーズ) | ・オリジナル作品が多い ・TOEIC800点以上向けの本も多い |
Macmillan Readers (マクミラン・リーダーズ) | ・本が入手しにくい ・タイトル数は多い(180冊以上) |
Oxford Bookworms Library(オックスフォード・ブックワーム・ライブラリー)
Oxford Bookworms Library(オックスフォード・ブックワーム・ライブラリー)は、有名なオックフォード大学の出版局が出しているGraded Readersです。
個人的には、Oxford Bookworms Libraryが一番おすすめ。
なぜなら、タイトル数が多く、一人ひとりの興味にあった多読本を見つけやすいからです!
全てのレベルを合わせると、250冊以上の本があります。
クラシック作品が多い印象で、「オペラ座の怪人」や「シャーロック・ホームズ」、「海底2万マイル」など有名な作品が多く入っているので、読みたい本がきっと見つかりますよ。
本の一覧については以下の記事で解説しているので、気になる方はどうぞ!
ラダーシリーズ
ラダーシリーズはIBCパブリッシングという出版社が出しているGraded Readersです。
ラダーシリーズは日本人向けに作られた本で、日本人が英語多読をしやすいように設計されています。
具体的には、日本語で書かれたあらすじや登場人物や、作品中で使用されている単語の解説があり、読みやすいです!
また、Kindle版の本が安いことも特徴です(500~600円ほど)。
ただ、レベル分けに関しては、他のGraded readersと異なるので注意が必要です。
レベル分け、本の一覧については以下の記事で解説しているので、気になる方はどうぞ!
Pearson English Readers(ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ)
Pearson English Readers(ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ)は、イギリスのピアソン社によって出版されているGraded Readersです。
他のGraded Readersと違って、近代的なタイトルが多く揃っている印象です。
例えば、「Marvel’s The Avengers(マーベル・アベンジャーズ)」、「The Body(ボディ、邦題:スタンド・バイ・ミー)」、「Doctro Who(ドクター・フー)」など。
もちろん、クラシック作品も揃っていますが、近代的な作品が読みたい人には、Pearson English Readersが最適ですね。
本の一覧については以下の記事で解説しているので、気になる方はどうぞ!
Cambridge English Readers(ケンブリッジ・イングリッシュ・リーダーズ)
Cambridge English Readersの特徴
Cambridge English Readers(ケンブリッジ・イングリッシュ・リーダーズ)は、有名なケンブリッジ大学の出版局が出版しているGraded Readersです。
Cambridge English Readersは、Graded Readersを既にある程度読んだことのある人におすすめです。
なぜかというと、とにかくオリジナル作品が多いからですね。
他のGraded Readersはクラシック作品が中心になっていることが多いので、英語多読を続けていると「この作品は既に他のGraded Readersで読んだことあるんだよなぁ」という本が増えてきます。
その点、Cambridge English Readersならオリジナル作品が多いので、新しい本が見つけやすいでしょう。
このため、既にGraded Readersをそこそこ読んでいる人に、おすすめのシリーズです。
また、TOEIC800点以上の上級者向けの作品が多いことも特徴になってます。
本の一覧については以下の記事で解説しているので、気になる方はどうぞ!
Macmillan Readers(マクミラン・リーダーズ)
Macmillan Readers(マクミラン・リーダーズ)は、イギリスのマクミラン・エデュケーション社が出版するGraded readersです。
タイトル数は180冊と多く、ジェームズ・ボンド作品など、他のGraded Readersにはない作品があります。
しかし、2019年に日本法人が撤退したこともあり、本の入手がしにくい状態になっています。
それでもAmazonなどでは入手できる本も多いので、一味変わった作品が見たい人は、このシリーズで探してみるのもありですね。
本の一覧については以下の記事で解説しているので、気になる方はどうぞ!
Kindle Unlimitedでも英語多読はできる
Graded Readersのおすすめシリーズを紹介をしてきましたが、実はKindle Unlimitedの読み放題でも英語多読は可能です。
例えば、有名なハリーポッターシリーズの英語版も読むことができますし、もっと難易度的に易しい本もたくさんあります。
また、Graded Readersは1冊あたり500~1000円しますが、Kindle Unlimitedは月額980円なので経済的です。
1か月に2冊以上読む人は、Kindle Unlimitedで読む方がお得になる可能性があります。
30日間の無料体験もできるので、お得に英語多読をしたいという人は、Kindle Unlimitedを試してみるのもありでしょう。
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